自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

カタナのハンドルを交換~トマゼリ装着編

 前回のハンドルの紹介に続き、車体への装着です。

 

 といっても、その前にやる事が幾つかあります。

 まず、ハンドルに付けるスイッチの位置固定用ピンの勘合用の穴をあけます。

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穴位置の寸法を測りM5のドリルで3~4mmくらいの深さの穴をあけます。

 

 

 それとバーエンドのハンドル固定用のゴムパイプ(ブロック?)の用意。

 今まで使っていたものをそのまま流用するつもりだったのですが、このハンドルには寸法が長すぎるので急濾作ることにしました。

 近所のホームセンターで買ってきた1mm厚のゴムシートを丁度良い幅にカットし、

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 それをバーエンドを固定するビス(M6の太さ)に巻きつけるように接着していき、丁度良い(Φ18くらいです)の太さにします。(Φ18のゴムの棒があれば良かったのですが。そう都合良い素材はありませんでした。)

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 出来上がったものはこのようにバーエンドに取り付けます。

 ビスを締めこんでいくと、ゴムパイプが縮み、その分外周が膨らんでハンドルバーの内側に押し付けられて固定される、という仕組みです。

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 因みにバーエンドはカタナの純正のものに戻すことにしました。特に理由はありません。ちょっと雰囲気を変えてみよう、という程度の理由です。

 表面がだいぶ傷んでいたので、錆びを落としてブラックに塗装し直すつもりだったのですが、錆びを落としてみると地金の輝きが何ともきれい。

 よし!このままでいってみよう!!と塗装はしない事にしました。

 

 因みに錆び落しですが、

 このようにバーエンドに長目のビスをナットでしっかり固定し、

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 それをボール盤に取り付けて回転させ、荒め(100~200番くらい)の耐水ペーパーを当ててやりました。

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既にきれいに磨き上げた後ですが、このようにやりました、という紹介です

 

 あっという間に、簡単にきれいになりました。

 

 

 今回ついでということで、少々劣化していたハンドルグリップも変える事にしました。選んだのはKIJIMAのもの。
 今までのものよりほんの少し厚みがあり、弾力もあるので振動を吸収してくれそうです。シンプルなデザインも気に入りました。

キジマ(kijima) SP2グリップ L125 22.2mm 貫通 汎用 ブラック/ブラック 201-6756

キジマ(kijima) SP2グリップ L125 22.2mm 貫通 汎用 ブラック/ブラック 201-6756

 

 

 

 

 これで準備が整いました。

 

 オートバイのフロント側をジャッキアップし、ステムのトップブリッジを外し、ハンドルをトマゼリに付け替えます。

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 新しいパーツを組み付けるこの一時が実に楽しいです。ワクワクします。

 

 前回書いたようにトマゼリのハンドルはいろいろな取り付け方が可能。

 こうしてみようか?それともこうかな?といろいろ試して、このような形に落ち着きました。

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 なかなか良い感じ。やはりハンドルは少し垂れ角が付いている方がカタナには似合うと思います。

 

 

 完成形がこちらです。

【BEFORE】

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【AFTER】

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 新しいハンドルに新しいグリップ、バーエンドも変えたので、かなり雰囲気が変わりました。

 特にグリップとバーエンドがこんなにカッコ良くなるとは想定外でした。ハンドルを変えたことと同じくらい満足感が高いです。

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 実走行しての感想については次回。(結構いろいろと発見がありましたので。)