東京モーターショーに行ってきました。
モーターショーは二年に一度の開催ですが、前回からもう2年も経ったか!?という感じがします。時が過ぎるのがほんと早いです。
今回は「アフター4」というチケットで入場しました。
入場は16:00以降となりますが、チケット代は通常の1,800円に対し半額の900円。
どうせ昼から行っても大変な混雑だろうし、隅々までじっくり見て回るのつもりも無い(ヘトヘトになってしまうので)ので、終了時刻の20:00までの4時間で十分だろう、と考えたのです。
今回の私の目当てはカワサキのZ900RS。あとはマツダのSKYACTIV-X位。
今年はアメリカのビッグスリーやフェラーリとかも出品はしないようで、あまり目玉が無いような気がします。EVの出品が多いようですが、正直あまり興味がひかれません。
ということで、会場入りすると真っ先に二輪の展示場に向かいました。
モーターショーでは各メーカーが自由に跨ることができる展示車両を用意しています。夕方以降だとさぞ空いていて色々なオートバイに跨ってみられるだろう、と期待していたのですが、この時刻になっても大勢の来場者で賑わっていてなかなか思うようにはなりませんでした。
それならば、先にみるものをみてしまおう、とカワサキのブースへ。
カワサキとしても今回の一押しはZ900RSのようで、ノーマルの車両の他にカスタムされた3台を展示していました。
70年代の名車Z1/Z2をイメージしたレトロ風デザインとのことですが、実物を目にしてみると、写真とはちょっと違ってそれほどレトロ感は感じず。リア・サスペンションがモノ・サスペンションだからかもしれないし、細かいパーツの造形が現代のものだからかもしれません。
でもこういうスタンダードなデザインのオートバイはやはり良いなぁと思いますし、カワサキらしい無骨さとスポーティーさがあってなかなか魅力的なマシンでした。自分好みにカスタムするのも楽しそうです。
スズキからも“ネオレトロなカフェレーサースタイル”のSV650Xが出品されていましたが、こちらはちょっと地味に感じました。
ホンダやヤマハからはあまり目新しいマシンは無く、ちょっと物足り無く感じました。
二輪の展示場を後にし、四輪の展示場のマツダへ。
新しいコンセプト・デザインカーの展示も人気でしたが、
それと並んで人だかりができていたのが、SKYACTIV-XのSPCCIエンジン。
皆さん、プロモーションビデオを食い入るように見ていました。ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの良いとこどりの夢のエンジンということで注目、期待している人は多そうです。私も是非乗ってみたいです。
それ以外は正直言って興味が惹かれるものはあまりありませんでした。
EVとAIを活用したソリューション、というものが多かったようですが、私的にはどうもクルマとしての魅力というか、運転してみたいという気持ちをかき立てられるものが無かったのです。
メーカーの展示の仕方も気合の入ったものが無かったように感じます。今は模索の時期なんでしょうか。
そんな中でちょっと目を引かれたのは、スズキの「e-SURVIVOR」というコンセプトカー。
確かスズキは以前のモーターショーで「ハスラー」を発表していましたが、今回も楽しそうなクルマを出していました。
乗用車以外のエリアでは、VRの体験コーナーもありました。大勢の人達がゴーグルを付けて座っている様はちょっと不気味不思議な光景でした。
これは近い将来のバスとバス停のようです。体験乗車ができますとのことで、いったいどんなだろう?と乗ってみましたが、内のつくりは至って普通のバスでした。
という感じでした。そういえば、イタリアのドゥカティやアプリリアとかヨーロッパの二輪メーカーの出展も無かったです。
個人的にはちょっと盛り上がりに欠けるモーターショーでしたが、その分、次回は面白いワクワクするものが沢山出てくるのを期待したいです。
おまけ
JTEKTのブースで今流行しているハンドスピナーのノベルティを配っていたので、アンケートに記入して頂きました。(JTEKTのベアリングと廃材を利用して作ったものだそうです)
ただ回すだけなんですけど、なるほど、不思議な面白さがありますね。