今カタナに付けているタイヤは、
という組み合わせです。
去年の秋頃は “来年の春には前後とも交換かな?”と考えていたのですが、思いの外タイヤの溝は残っていて、まだまだ走れそうです。
リアは2013年の7月に交換。交換してからの走行距離は17,500キロ。バイクのタイヤとしてはずいぶんと持ちの良い部類だと思います。
その半分位がキャンプツーリングでしょうか。タイヤセンターを中心に摩耗が進んで新品時の丸い板カマボコ型の曲線形状はそのままにそれを押しつぶした様な形に摩耗しています。が、走行距離の半分くらいが重い荷物を積んだツーリングだと考えるとタイヤのセンター部分は優れた耐摩耗性だと思えます。
▲これは交換直後の新品状態です。 改めて見るとタイヤが今より少し細いような感じがします。
グリップ感はこれの前に装着していたブリジストンのBT-021の方があったような気がしますが、雨天を含むツーリングみたいな走りで不安を感じることは無いし、耐摩耗性はずっと優れていると思うので、次も同じシリーズにしようと思っています。
フロントの方は2014年の9月に交換。現在の走行距離は7,600km程。
▲これは交換直後の新品状態です。
それまで使っていたミシュランのパイロットロードからの交換でした。
何でリアタイヤと違うメーカーのものにしたかというと、適合するサイズのタイヤの在庫が国内に無くて入荷が何時になるか分からないという状況だったからです。
今はバイクのタイヤサイズは圧倒的に17インチが主流で18インチは少数派。まぁ仕方がないです。
余談ですが、バイクのタイヤサイズは段々小さくなってきました(カタナが登場した頃はフロントタイヤが19インチのものも多かった)が、クルマの方は逆にどんどん大径化か進んでいて、こういうトレンドの流れというのも面白いものだと思います。
話を元に戻すと、このタイヤはタイヤセンターとその両脇が直線的に減って来ていて、新品時の丸い板カマボコ型の形から富士山型に摩耗してきていいます。(写真では分かり難いですが、手で触ると良く分かります)
▲これはバイクの前の方から撮ったので、向かって左側がバイク車体の右側となります。
リアタイヤに比べフロントタイヤの減りは早いとはいえ、耐久性重視のツーリング向けタイヤであるので耐摩耗性はもう少し欲しいところです。(次はまたミシュランにしようかと思っています。)
でもこれの前モデルのBT-021に比べれば耐久性はかなり改善しています。倍以上は持っているんじゃないかと思います。BT-021はあまりの摩耗の早さにユーザーから相当なクレームがメーカーに寄せられたそうです。
因みに、以前はフロントタイヤは右側の摩耗が酷かったです。それはタイヤのメーカーや種類に関係なくどのタイヤでも。
多分、これは自分のライティングに癖があって右コーナーではタイヤに変な負荷が掛かっていたのだと思います。
それが、今現在はかなり均等に摩耗しています。最初はいつものように右側の摩耗が進んでいたのですが、今は左右均等にバランス良く(?)摩耗しているように見えます。
これは昨年やったフロントフォークのOHとフォークの組み付けのアライメント調整が効いていると思います。
これらの作業の後はとても乗りやすくなった(コーナリングが楽になった)のがハッキリと実感できています。フロントフォークの動きが良くなって乗り方も素直な方向に改善されているのかもしれません。
元々はオイル漏れが切っ掛けだったフォークのOH。そして、どうせなら傷みが目立つインナーチューブもきれいにしよう、と思い切って再メッキをしたのですが、期待以上の効果をもたらしてくれたようです。