先日カタナに装着したピレリのANGEL GT。私にとっては初のピレリタイヤ。走行距離はまだ500kmほどですがファーストインプレッションを。
まず走ってみて感じたのが ”タイヤが硬いなぁ” ということ。どうもタイヤのサイドウォールの剛性が高いように感じます。走っていてゴツゴツとした感じがしてお尻が痛くなりました。（もしかしてホイールにタイヤを装着するのに苦労したのはこの硬さも一因だったのかもしれません。）
それで空気圧を少し下げてみたら（2.8kgf/cm² ⇒ 2.6kgf/cm²）少しマイルドになりました。それでも剛性感の高さは感じます。
ただし悪い印象ではなく結構好きなフィーリングです。かつてフロントタイヤに履いたミシュランのPILOT ROAD2がこんな感じだったような．．．。
この時は初のミシュランタイヤで、それまで履いてきたタイヤとは違う剛性感のあるフィーリングに"ミシュランタイヤってこんな感じなんだ！"と思った記憶があります。何というかハンドリングに ”手応えを感じる” とでも言えば良いでしょうか。
すっかり気に入って次もPILOT ROAD3にしたのですが（前後とも同時交換）、同じシリーズのタイヤなのに剛性感は大分マイルドになってその時は物足りなく感じたものでした。
タイヤの空気圧ですが、以前にタイヤ屋さんに空気圧は幾つくらいが適正なのか？と訊いたことが事があります。
回答は「バイク（車重）とタイヤの組み合わせによって違います」とのこと。「いろいろと空気圧を変えて一番良いと思う空気圧を探ってみてください」とのことでした。
PILOT ROAD3（リアタイヤ）は2.8kgf/cm²（北海道ツーリングとかリアシートに重い荷物を積む時は少し上げます）が良い感じだったのですが、ANGEL GTは少し低くて良さそうそうです。もう少し色々な空気圧を探ってみようと思っています。
因みに1100カタナのタイヤの空気圧はこのような指定です。
前輪 2.25kgf/cm²
後輪 2.50kgf/cm²（一名乗車時）／2.90kgf/cm²
グリップ力は高いように感じます。交換直後でもあまり滑る感じはしなかったです。PILOT ROAD3は新品時からある程度距離（100km位？）を走らないとグリップ感が少し希薄に感じたものでしたが、ANGEL GTでは最初から不安なく走れました。乗り心地が硬く感じたのに意外でした。
というところで、現状では好印象です。耐摩耗性はもっと走ってみないと分からないし、雨天走行や低温時の走行もまだです。PILOT ROAD3はこれらが好印象でしたが、ANGEL GTはどうだか気になります。ツーリングタイヤなので耐摩耗性が一番気になります。
これから走り込んでいって良さそうならフロントタイヤも次の交換時にANGEL GTにしようと思います。
