自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング5日目(パート1 希望が見えてきた)

 朝の天気は断続的な弱い雨。今日は旭川方面まで移動するだけ。しかも既にツーリングは撤退モードなので、天気が良く無くてもどうでもいいやという気分。

 

 前室の中でパンとコーヒーのいつもの朝食をとり、荷物をまとめて雨が少し弱まったタイミングでテントを撤収。こういう天気のときはテントの上の木々の枝葉が雨をある程度防いでくれるのでありかたい。

大きな前室のお陰で天気が悪いときでも快適に過ごせます。

 

 

 カッパを着用して荷物をリヤカーに載せて頭が濡れないようにヘルメットをかぶってバイク迄荷物を運ぶ。

 バイクのエンジンがかかるだろうか?と少しだけ心配もあったけど、エンジンは問題なくいつも通りに始動。もっともエンジンの調子も昨日と同じ。

 

 今日の天気は北側の方が良いようなので、旭川には美幌に戻って北見方面に抜けて国道333号で向かう事にする。(南側の石北峠経由のルートでは雨に降られる可能性があった)キャンプ場は旭川の少し南側の「東神楽森林公園キャンプ場」に決めた。

 

 昨日走ってきた道を逆に進む。また美幌峠を上らなければならないが多分大丈夫だろう。

 実際、全く問題なく上ることができました。雨は殆ど止みかけていたしエンジンの不調もそれ程ではなく思いの外楽しく走ることができました。これなら十分に旭川まで走る事は出来るだろう。



 

 なので、昨日は全然見物しなかった美幌峠からの景観を楽しむ。レストハウスで揚げイモも買う。

 

 そのレストハウスは外見は変わっていなかったけれど、中はがらりとリノペーションされていました。土産物売り場も集約・縮小されて以前の店の昭和の雰囲気は一掃され、すっかりお洒落な店になっていました。オーダーもタッチパネルです。

 

 でも揚げイモはあの昭和の香り漂う売店で買うのが良かったなあと思う。ただ揚げイモの味は変わらず美味しかったです。

 

 

 雨は殆ど上がっていて美幌町側は晴れ間も見えるのでカッパは仕舞って出発。

 

 走りながらウオタニの点火タイミングを変えたらどうなるだろう?と思い、丁度道路わきに駐車場があったので2度進角からノーマルタイミングに変えてみる。でもエンジンの調子は変わらず。

 

 

 昨日通った美幌の街を逆向きに走る。お世話になったバイク屋さんにちょっと挨拶していこうかと思ったが今日は休みだった。 EZOライダーも今日は休みだし、この辺りは水曜を定休日にしている店が多いのだろうか。

 

 北見方面には国道を使わず道道122号を通ってみる。裏道の積りで選んだのだが意外と交通量は多い。と思っていたら対向車線でネズミ捕りをやっていて驚く。道道でも取り締まりをやっているとは思わなかった。それだけ地元の人が良く使う道なのだろう。

 

 国道に突き当たるところのセブンイレブンに入るとツーリング中の隼(GSX1300R
がいて、ライダーさんはどこかでみたことのある人だなあと思ったら、昨日のEZOライダーでお世話になった宿泊者さんだった。またお会いしましたね、としばらく談笑。この人も今日は東神楽のキャンプ場に泊まるという。

 

 

 セブンイレブンを出てすぐ近くのガソリンスタンドで給油。ついでにフェリーの予約変更もやっておくことにする。乗船日を早めるのと航路も変更した方が良いかもしれない。

 予約していたフェリーは苫小牧東⇒新潟(15:30着)の航路だったけど、小樽港⇒新潟の便(9:15着)の方が昼の時間帯に関越道を走行するので何かあった時のことを考えると、こっちの方が良いだろう。(ただ昼は猛暑で気温が高いのでバイクの負担も大きそうなのも気になる。)

 

 それでフェリー会社に予約変更の電話をしてみると、変更は不可でいったん予約をキャンセルして改めての予約となるとの事。*1

 

 まいったなぁキャンセル料が発生するのか、と思って気が付いた。それなら他社のフェリーでも良いではないか。それで商船三井の苫小牧⇒大洗の明日の便(14:00着)を確認するとツーリスト等級に空きがあった。バイクの乗船空きもある。

 新日本海フェリーより少々料金は高いが自宅までの距離は新潟からよりもずっと短い。赤城山を超えるような標高差も無いからバイクの負担も小さいはず。という事で商船三井フェリーを予約。

 これで心配事はかなり減って大分気持ちは楽になりました。

 

 気分が楽になったところでさっきのセブンイレブンで昨夜のキャンプのゴミを捨てさせてもらったのに何も買い物していないことに気が付き、大した距離ではないので引き返す。

 

 セブンイレブンの駐車場に入ると関東ナンバーの女性のツーリングライダーがいました。

 挨拶してちょっとお話したら、この人はこれから美瑛で息子さん(ライダー)と合流し、これから北海道をツーリングする息子さんに(自分のバイクに積んでいた)キャンプ道具を引き渡して自分は身軽になって帰宅するとのこと。良い関係の親子でかっこいい旅をしているなあと思う。

 

 カフェオレを買って一服してから改めて旭川に向けて出発しました。

 

 (続きます)

*1:新日本海フェリーは予約してからの変更は1回のみ可。私は既に一度乗船日の変更をしていたので更なる変更は不可でした。