自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング1日目(パート2)

 フェリーターミナルではこのご時世なので結構厳格な検温がありましたが問題なくパス。乗船手続きも窓口で氏名を告げただけであっという間に完了。昔の手続きに比べると素晴らしく改善されています。3年前よりも更に良くなっているのではないかな?

 

フェリーターミナルの2F。徒歩で乗船する客は既に乗船済みなのでガランとしてました。

 

 乗船手続きが終わったら乗船するバイクの列に並び、乗船を待つ間となりの列のライダーさんとおしゃべり。なんて事の無い会話だけれども同じツーリングに行く者同士のお喋りは楽しい。

 この人は毎年のように北海道をツーリングしているベテランだけど、やはり北海道ツーリングは3年振りだそうです。因みに今回は10日間ほど北海道を走るそうで時間はたっぷり。予定は決めていなくて帰りのフェリーも取っていないそうです。こんな風に旅してみたいものです。

 今思い返すと何を話したのか良く憶えていないです。過去のツーリングの話しの他、長岡の花火大会の凄さを熱心に話してくれていたのは記憶に残りました。

 

 「暑い中大変お待たせしました。バイクの乗船を開始します」という係員の声で並んでいるバイクが一斉にエンジン始動。次々とフェリーの中に入っていきます。今回の船は2017年に就航した「らべんだあ」。前回と同様に二輪専用のエリア(部屋)に誘導されましたが、乗用車が止めてある甲板の方を見るとそっちにも壁際に昔のようにバイクが並べて止められていました。

これは翌日の下船時に撮ったものですが、このようにもバイクは止められていました。

 

 はて?新造船ではあのような積載は止めたのかと思っていたのだが。もしかしてバイクの積載数を増やしてくれという声が多くてこのような対応を取ったのだろうか?

 確かに今回はバイクの予約が取り易すかった印象はあります。というか新造船になってからがバイクの予約を取るのが凄く困難になっていたので意外に感じてはいました。*1

 

 バイクの固定方法も変わりました。以前はハンドルにもベルトを掛けてフロントフォークがグッと沈むくらい引っ張っていたのですが、それは止めてシートの部分にベルトを渡して固定するだけになっていました。これで十分という事なのでしょう。以前の固定の仕方はバイクの負荷が高そうでちょっと嫌だったのでこれは大歓迎です。(もしかするとトラブルが有ったのかもしれません。)

床に鎖が這わしてあり、その鎖を跨ぐようにバイクを止め、鎖にベルトを引っ掛けます。

 

 

 フェリーでは以前の北海道ツーリングで出会ったYZさんと合流。外の甲板でビールで乾杯する。フェリーに乗船し、出航した途端、頭の中から日常はスッパリ消えたような気がします。

 

 洋上は気持ちの良い晴天で最高のフェリー旅日和。YZ氏も "いやぁ~フェリーは良いなぁ" とご満悦。




 

 YZ氏は理系の人のようで、バイク談義をしていても知識知性が滲み出てくる。同じバイク仲間であるK氏やS氏とはちょっと違う。熱狂的な阪神ファンという事を除けば良き社会人で良識人なのだろう。

 

 因みにK氏とS氏ですが...、

 K氏は職場が異動になってからは連絡も途絶えています。今年北海道にツーリングに行くなら何かしら連絡が来ると思うのだが。何となくだけど例の北海道ツーリング中のマシントラブル以来、バイクへの情熱が薄くなっているのかもしれない。

 S氏もあまりバイクに乗っていないらしい。かつてダイエーホークスメジャーリーグで活躍し、我が阪神タイガースでも活躍というかプレーした城島健司氏のように釣りばかりやっているらしい。こちらも北海道ツーリングで赤キップを頂戴したことが影を落としているのかもしれない。

 

 (続きます)

 

【本日の走行距離】 367km

 

*1:新日本海フェリーは客室と車両それぞれ予約が必要です。客室は取れてもバイクの空きがない、なんてことが良くありました。その点太平洋フェリーは客室さえ予約出来ればバイクは無条件に乗船させることが出来ます。(勿論料金はかかります)