先日の土曜日に東京モーターショーを見に行ってきました。
最近、モーターショーの来場者が減少しているらしいですが、私も前回来たのがいつだったか分からないくらい久しぶりです。
入場したのは16:00頃。15:00以降は入場料は200円安くなるのです。
まぁ、興味あるところをササッと見て回ればそんなに時間はかからないだろう、と考えたのです。
一般公開の初日とあってか、かなりの賑わっているように感じました。
モーターショーというと、各メーカーからコンセプトカーの展示や新型車の発表なんかが沢山あったイメージなのですが、見渡してみた感じだとそういうのは少ないような印象でした。
ただクルマが並べられている感じで、大半がディーラーのショールームがそのまま出てきた、という感じ。特に外国メーカーはその傾向が強かったと思います。
正直、ちょっとつまらないなぁ、なんて思いました。
▲これは日産のコンセプトカー。個人的には凄く気に入りました。
▲こちらはスズキ。バイクの展示は少なくちょっと残念。
4輪メーカー以外の出展も多く、カワサキもバイクを出展していました。
Ninjyaにも初めて跨ってみました。最近のバイクはポジションがコンパクトだなと感じました。(というか、カタナが大柄なポジションなのでしょう)
他にもパーツメーカーなどの出展も多かったです。ミッションやブレーキのメーカーなど。
自動車メーカーではありませんが、日立も出展していました。
このモーターショーで楽しみにしていたのはSUBARUの“LEVORG”という新車種。
大きくなり過ぎたレガシィ・ワゴンが廃止され、代わりにレガシィとインプレッサの中間サイズのワゴン車として登場するそうで、モータショーで全貌が公開されるのです。
”スポーツとツーリングの融合”みたいな謳い文句もあり、ちょっと気になっていたのです。(私は以前に初代インプレッサに乗っていて、SUBARUのファンなのです)
SUBARUの展示エリアに近づくと、スマートなワゴン車が目に飛び込んできました。
“これがLEVORGかぁ。かっこいいな~”と思いましたが、実はコンセプトカーでした。
このままでも市販できそうな仕上がり具合に見えたので、案外市販も視野に入っているのかもしれません。
▲こちらはほんとの“コンセプトカー”です。
LEVORGはこれでした。ボディサイズからすると、初期のころのレガシィみたいです。
謳い文句の割には、無難なふつうのワゴン車のように見え、自分としはちょっとがっかり。(走りの方はスポーティーなのでしょう)
規模や内容の充実で群を抜いていたのはTOYOTAだったと思います。
▲これはジーンズ生地で覆ったカローラフィールダー。
水素自動車のFCVの展示やi-ROADのデモ走行とか。見ていて一番楽しかったです。
i-ROADの走りは不思議な感じだでした。車体を傾けて曲がっていくので、バイクのような感じも受けるけど、後ろの車輪が操舵輪になっているので車体の後ろ側も曲がりこんでいき、その走りは新鮮に見えました。一度乗ってみたいと思うくらい、見ていてワクワクしました。
▼短いですがi-ROADの走行の動画です。
あと、ホンダも充実していたと思います。
RA271にはテンションが上がりました。近年のF1マシンよりもこのRA271が見れて嬉しかったです。
モーターショーってどちらかというと未来志向なコンセプトのショーだと思うので、もしかすると古いマシンの展示はそぐわないのかもしれませんが、こういう温故知新みたいなのもありだと思います。
NSXのコンセプトカーも注目でした。このまま市販なんて事はあるのかな?
ホンダはさすがにたくさんのバイクを展示していました。
カタナ以外のバイクに触れる機会がほとんどないので、片っ端から跨ってみます。
CB1100はアップハンドルでしたが、跨ってハンドルを握ってみた感じはなかなかしっくりとなじみました。一度走らせてみたいなぁと思いました。
スーパースポーツのCBR650Rも良い感じでした。
他にもいろいろなバイクに跨ってみましたが、セパハンのバイクでもハンドルの絞り角は広めで、ハンドル幅も広めに感じました。(もちろん、自分のカタナと比べてです)
今度、カタナのハンドル周りを調整してみようかな、と思いました。
会場には家族連れの姿も多くて、小さい子たちもバイクに跨って大喜び。
男の子も女の子も目を輝かせてバイクに乗っていました。これをきっかけに将来ライダーになる子もいるのかもしれません。
いつの間にかずいぶんと楽しくなっていて、気が付いたら閉場時間の20:00間際まで見て回っていました。
やっぱりモーターショーって楽しいです。