自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

Day6-2 知床・羅臼 ~2019北海道ツーリング

 朝の散歩は予定より時間を要してしまっだので、キャンプ場に戻ると既にS氏は出発準備を終えていました。S氏は私のようにツーリング中に道草を食ったり、朝にキャンプ場周辺を散策をしたりしないタイプなのです。

 S氏は明後日には函館からのフェリーに乗るので、今日は上士幌まで行く予定だという。

 S氏を見送って自分もテントを撤収し、出発の準備を行なう。

 荷物を纏めている最中に、羅臼側は快晴だ!とのLINEが入る。鮮やかな青空の海景色の写真も送られてくる。凄いじゃないか!雨男だと思っていたがやれば?出来るじやあないか。

 

 どうも今日はオホーツク側より太平洋側のほうが天気が良いかもしれない。自分も羅臼側に回る事にする。

 とはいえ、折角知床にまで来てサッサと立ち去るのも勿体無い。知床五湖に向かう。
五湖までの道も走り応えのある楽しい道なのです。

 ポツンと一軒屋状態のこちらの岩尾別ユースホステルは廃業(正確には無期休業中らしいです)されたようです。窓際に犬の姿が見えたので宿のオーナさんとかは住まわれているのかもしれません。

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 夏休み真っ只中のこの時期、知床五湖の駐車場はいつも満杯で入場待ちの車の列が続いています。しかし、二輪用の駐車場は空きがあるようで、係員がクルマの列の横を進んで入場するように案内してくれます。いつもながらこのオペレーションは素晴らしい。

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 今回も五湖全てを巡らず一湖のみとする。すっかり目に馴染んだ景色ではあるがやはりきれいだと思います。

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 途中、遊歩道脇に小さな池のようなものがあったのですが、池の周りには熊のものらしき無数の足跡が。熊の生息地であることが実感しました。

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 五湖を後にし知床横断道で羅臼側へ。峠に近づくにつれガスが濃くなり雨も霧雨から小雨に。峠の駐車場には寄らず一気に羅臼側に降ります。

 峠を越えてからはどんどん天気が良くなっていきました。旧?元?「知床観光ホテル」の向かい側の退避場でカッパを脱ぎます。

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このホテルはもう廃業しているはずですが、この状態でいつまで残しておくのでしょうか。


 時刻は昼時になっていたので以前に食事した食堂で焼き魚定食でも食べようと思ったら、予約客のみの対応とのことで入れず。お盆休み時期で混雑するからなのか。

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 まぁでも羅臼の方は静かで良いですね。賑やかなウトロ側も良いですが、対照的な羅臼側も良いところです。

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直ぐ近くに国後島の姿がくっきり見えます。

 

 ならば、これまた以前寄った海鮮物屋さんに行くもこちらも大混雑。諦めて先に進む。折角知床まで来ているので美味い魚でも食べたかったのだが。

 

 かなりお腹が空いてきたので、もう何でも良いから次に目に付いた食事処に入る事にしよう。

 そしたらこちらがあったので、自動的に駐車場に入りバイクを停める。

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 こちらは地元民ご用達の食事処のようで、客も店員さんも殆どが顔見知りらしく世間話が聞こえてきて賑やか。

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 メニューはラーメンや丼物や焼肉定食とかありふれたもの。塩ラーメンと肉丼のセットを注文。(肉丼とは豚丼のことでした)

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 味は普通レベルだとおもうけど、食事には満足しました。旅行ガイドブックで紹介されている美味しい海鮮物屋とかも良いけれど、その土地の生活の雰囲気が感じられる食堂で食事するのも旅の面白さだと思います。