ACE-6552にはダイオードが2個ほど添付されていました。メーターのLEDを保護するため「ニュートラル」と「オイル警告」インジケーターの配線に挿入するよう説明が有ります。逆電流の防止ですね。
なぜ最初からメーター内の基板に組み込まなかったのか?
想像するに、設計時は不要と判断していたものの発売してから車種によってはLEDが破損するといった事例がチラホラ発生したのかもしれません。
(同じ点灯制御の「エンジン温度警告」はダイオード追加に言及されていないで、このラインにはメーター内に保護用の回路が組み込まれているのかもしれません。)
で、対策をすることにしたものの今更メーターの改修をするのもイヤなので保護用のダイオードを添付することにしよう!というところではないでしょうか。
ダイオードを挿入する前にカタナの配線図を確認してみると「ニュートラル」のラインにはダイオードが入っていますね。
テスターでメーターコネクターとニュートラルスイッチのコネクターの間をテスターで繋ぎダイオードチェックしてみましたが、ちゃんと入っているようです。(テスターによるダイオードのチェック方法についてはこちらを参照。)
「オイル警告(プレッシャー)」の方は配線図を見たところダイオード無しですが、単純にスイッチでGNDと繋げているだけなので逆電流の心配はなさそう。と思いつつも念のためこちらだけは入れておくことにしました。
ダイオードはあえてメーター側に入れました。メーカーの意図としては車体側のハーネスにダイオードを入れてね、なのでしょうけど、メーターに必要な素子はメーター側に設けておきたいと思いましたので。
カプラーから「オイル警告」の端子を引き出しカット。新品の端子にダイオードのリード線をかしめます。(リード線は細いので2回ほど折り返してからカシメてハンダ付けもしておきます)
反対側のリード線にコードを繋げ収縮チューブで保護。(収縮チューブや防水スリーブはハンダ付け前にコードに通しておくのを忘れないように!)
次はいよいよメーターの車体接続です。