自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

簡単に作れる美味しいジンギスカンのタレ(松〇ジンギスカン風)

 元々バイクとDIYをメインの題材としていた当ブログですが、とうとうクッキングというカテゴリーにまで領域を広げる事となりました。

 

 今回は松尾ジンギスカン風のタレ作りです。

 

 GWではありますが遠出は出来ずどうしても家で過ごす時間が多くなります。家での楽しみようもいろいろありますが、美味しい物を作って食べるのもその一つ。久しぶりにジンギスカンを食べたいと思います。

 ラム肉には脂肪燃焼効果もあるそうなので運動不足になりがちな自粛生活にはピッタリです。

 

 

 ジンギスカンは素のラム肉を焼いてからタレにつけて食べるやり方と、タレに漬け込んだ味付け肉を焼く(所謂、滝川風と呼ばれるもの)ものの二通りがあります。

 

 北海道ツーリングでお世話になる新日本海フェリージンギスカンコーナーで供されるものは前者の方(肉を焼いてからタレに付ける)です。ジンギスカンコーナーがあるフェリー後方のデッキは、焼けたラム肉の匂いが漂い大変魅惑的です。

 

 でも私は後者の味付け肉の方が好きです。独特の甘いタレが何とも言えません。因みにタレに漬け込むのは羊肉の臭みを消すためとの事で、こちらが本来のジンギスカンであるとの説もあるようです。

 北海道ではいろんなメーカーの味付けジンギスカン肉が売っていて(セイコーマートでも売っています)、北海道ツーリングでもよく食べました。

 

 でも関東ではちょっと手に入り難いです。物産展や北海道のアンテナショップとかで松尾ジンギスカンの味付け肉は買うことは出来ますが、有名ブランドだけあって値段はちょっと高目です。400gで千円近くします。400gといってもタレ含めてだと思うので、肉の量は思いの外少ないです。 

 

 

 

 ただ、素の生ラム肉なら結構簡単に安価に手に入ります。

  ならばなんとかあの味付けジンギスカンのタレをDIYで再現することは出来ないか?というのがタレ作りを始めた切っ掛けでした。

 

 (因みに「ベル」のジンギスカンのタレはこちらのスーパーでも結構見かけますが、これは肉を焼いた後でつけるタイプのもので、味付け肉用のタレとは味の系統が違います。)

 

 そしていろいろなレシピを調べ、やってみるとかなり良い感じの味付けジンギスカンを作ることが出来ました。それ以来ジンギスカンへの渇望感はかなり治まりました。

 

 タレの作り方はとても簡単で、材料もごく普通のスーパーで買える物ばかりです。

 

【材料】(肉1kgに対して)

・リンゴ 1/8 (ジュースなら50mlくらい)
・玉ねぎ(中) 1/4
・ニンジン(中) 1/4
・ニンニク 1~2片(チューブで1~2cm)
・しょうが(チューブ) 2cm
・醤油 120ml
味醂 100ml
・オレンジジュース 50ml
・レモン汁 10ml
・すりゴマ 小さじ1

 

 玉ねぎ、にんじんはすり下ろします。今は面倒なのでジューサーにかけています。

 今回リンゴはジュースで代用しました。にんにくもしょうがもチューブのものを使いました。

 

 野菜とニンニク醤油とみりんをジューサーに入れて攪拌してスムージー状にします。

 

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 これにオレンジジュース、リンゴジュース、レモン汁、すりゴマを入れかき混ぜてタレは完成です。

 もしあれば蜂蜜を加えたり、シナモンとかナツメグとかの香辛料を隠し味に加えるとなお良いです。今回はシナモンがあったので少し入れてみました。

 

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 この段階で味見してもあまり美味しくは感じないです。焼肉のタレのようにご飯にかけて食べたいと思うような味ではありません。

 こんなもので美味しいジンギスカンになるのか?と思うかもしれないですが、大丈夫なんです。塩辛さが足りずパンチが足りないようにも思うかもしれませんが大丈夫です。

 

 このタレにラム肉を1kg投入します。

 肉をほぐしてまんべんなくタレに浸るようにしてやります。ちょっとタレの量が多いようにも見えますがこの位で丁度良いです。

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 これにラップをかけ冷蔵庫でしばらく寝かせます。2~3時間、できれば半日くらいは置いておきたいです。

 

 これでジンギスカン肉の準備ができました。

 ラップを取るとジンギスカン独特の匂いが漂ってきます。タレが肉に滲み込んだのか大分少なくなったように見えます。

  

 あとは焼くだけ。ジンギスカン鍋で焼くのが一番ですが、普通のプライパンで焼いても美味しいです。

 

 付け合わせの野菜はもやしと玉ねぎとピーマンがあればOK。他に人参やナスやカボチャとか茸とか好みの野菜を追加しても良いです。今の時期ならアスパラなんか美味しいです。

 

 肉と野菜は一緒に焼きます。タレや肉汁が野菜に滲み込んで美味しくなります。もやしから出る水分で焼くというより煮るような感じにもなりますが、その方が野菜にタレがしみ込んで美味しくなります。

 

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 出来上がりです。

 ビールはやはりサッポロでいきましょう。今日はサッポロCLASSICが売っていました。

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 ビールと共に食べて良し。ごはんと一緒に食べても美味しいです。北海道ツーリングを思い出します。

 

 

  ところで、ジンギスカンといえば北海道というイメージですが、東北地方でも結構良く食べられているようです。(ツーリングで知り合った福島のライダーさんや仙台在住のS氏談)

 そしてつい最近知ったのですが、長野県でもジンギスカンは結構メジャーな料理であるそうです。信州新町と言う町には何件もジンギスカン店が並びジンギスカン街道と呼ばれているとのこと。そして県内のスーパーには「むさしや」というところのジンギスカン肉が普通に売っているそうです。今度志賀高原に行ったときにでも買ってこようと思います。

 

 やはりジンギスカンは旨いです。