自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

遠くでも近場でもバイクキャンプはやはり楽しい (1/2)

 先週の暇な夏休み、富士五湖のーつである西湖にキャンプに行ってきました。

 朝思いついて急いで荷物をまとめての出発。

 荷物は北海道ツーリングと基本的には同じ。1泊なので着替えを減らし、代わりに焚き火台をバッグに入れました。それと余っていた薪や炭も。

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 バイクに重い荷物を積んで走る感覚が懐かしい。去年のツーリング以来一年ぶりです。身体が記憶しているとでもいうのか、荷物で重いバイクをコントロールしながら高速道路を走っていると、新潟港目指して関越自動車道を走っているときの気分が蘇ってきました。

 これから行くのは近場の日帰りツーリングのエリアだけど、気分はロングツーリングのよう。見慣れた景色も違って見えます。

 

 向かったキャンプ場は西湖の岸にある某キャンプ場。北海道の和琴湖畔キャンプ場のような湖畔でのキャンプをしたかったのです。

 

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 着いたのはもう昼を過ぎていたのでテントサイトはほぼ埋まっていましたが、岸から離れた高台の方にテントを張ることができました。

 水辺から少し離れているのは残念だったけどそこは木陰になっていたので暑い夏のキャンプでは却ってよかったと思います。

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 今回、余分にテント用のポールを持って来て、前室の扉の幕をフライシートのように張ってみました。

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 これは良い。本格的な雨を防ぐには面積が狭いけど日差し避けにはなるし、何とも言えない居心地の良さを感じます。もっと早くやればよかった。

 

 いつものようにコールマンのピーク1ストーブでお湯を沸かしコーヒーを滝れます。北海道ツーリングと同じルーチーンで一息入れたら夕食の食材を買いに出かけます。

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コーヒーのお湯が沸くまでの間にランタンのマントルを交換。

 

 買い出し先は河口湖近くのマックスバリュー。

 今回のキャンプは焚き火台で火をおこすので焼肉系。 BBQ用の豚バラ肉とソーセージと野菜炒め用の野菜のパック、缶ビール。それと翌朝のパン。

 買った食材をバッグに入れてカタナのリアシートに括り付けていたら、お母さんに連れられて通りかかったヨチヨチ歩きの小さな男の子が「バイクがいる」と喜んでおります。

 その子はよほどバイクが好きなのか(仮面ライダーが好きなのかも)、店の入り口近くのところからこちらをずっと眺めていて、私がヘルメットをかぶってカタナにまたがると「バイバイ」と手を振ってきました。う~むとても素直でかわいい良い子だ。

 

 キャンプ場に戻ったら夕食の準備や焚き火の前に風呂。隣にある風呂屋(純烈がステージをやってそうなスーパー銭湯というやつ)に歩いていきます。

 この風呂が近くにあるというのもこのキャンプ場を選んだ理由の一つ。やはりお湯に気持ちよく浸かってさっぱりしたいですから。

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 風呂から上がって遅めの夕食開始。

 焚き火台で火を起こし、炭に火が移って落ち着いたところで肉を焼きます。

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 野菜パックは鍋に適量の水を共に入れ、ソーセージ1本と鍋の素(鍋キューブ)を放り込んでピーク1ストーブにかけて野菜鍋というか野菜スープのようなものを作ります。

 

 ラジオでプロ野球ナイター(阪神-巨人戦)を聞きながら焼き上がった肉を食べます。旨い!やはり炭火焼きの味は格別です。野菜の鍋?も美味しい。手軽に作れて沢山野菜を摂ることができるのでツーリングキャンプの定番料理となっています。

 

 肉を食べ終えたら焚き火を眺めながらバーボンの水割り。ゆらゆら揺れる炎を眺めながら飲む酒がまた楽しい。

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この焚火台はもう長い事使っていますが全然問題なくまだまだ使えそう。しかも薪がとても良い。いわゆるノーブランドの安価な品ですが良い焚火台です。


 バーボンをキャンプ場の冷たい水で割っただけのものですが、シェラカップで飲むこの水割りがほのかに甘味があって旨いのです。同じように家で飲んでもそのようには感じないのに。不思議なものです。(因みにシェラカップスノーピークのチタンのものを愛用しています。びっくりするくらい軽いのも特徴ですが、何よりも柄の部分の形状が絶妙で指にしっくり馴染むのです。お勧めの逸品です。)

 

 ラジオでは阪神タイガースが巨人のピッチャーをめった打ちしている信じられない試合状況を伝えており、夢のようで酒が進みます。やはりキャンプは楽しい。来てよかった。

 

 こうして一年ぶりのキャンプの夜は更けていきました。