自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

キャブレターとサスペンションの具合を確かめにミニ・ツーリング

 先日の金曜日は仕事が休みでかつ晴天。昼過ぎから少々雨が降る予報でしたが、これからしばらくは梅雨空が続きそうななのでカタナで走りに出かけました。

  先日セッティング変更したキャブレター(FCR)の調子と、アルミテープを貼ったサスペンションの具合をみてみたかったのです。

 

 目的地はぶらりとよく走りに行く宮ケ瀬。ここに走りに行くのは今年初です。

 

 まずはFCRの具合から。

 メインジェットを#168から#150に戻し、ニードルを初めて#OCFMPを入れております。

 セッティング変更後の試し乗りで好感触だったとおり、街乗りでの違和感は無く調子良し。パワー感は、アクセル開度1/4くらいまでは従来(#OCEMP)とあまり変わらないけれど、それより上の開度ではモリモリとパワーが出てくる感じでアクセルを開けるのが楽しい!

 

 以前物足りなく感じていたパワー感がたっぷり上乗せされていて、エンジンもスムーズに回っているようで言うことなし。もっと早くこのニードルを試せばよかったと思いました。

 

 ニードルのクリップの位置は標準の上から4段目ではなく一つ上の3段目。(ニードルの位置は少し下がっている事になります。)そのせいか若干のトルクの谷が生じているような気がします。

 クリップの位置を4段目にするとパワーの出方がより自然なつながりになりそうです。でもこの若干のトルクの谷がある事でパワーフィーリングにメリハリがついてアクセルを開ける楽しさが増しているような気がします。不都合に感じるほどではないのでこのままのセッティングで乗って行こうと思っています。

 

 燃費の方はまだ給油をしていないので良く分からないけれど、200km走ってまだリザーブに切り替えずにいるので、かなり改善されているようです。(前は170kmほど走行してリザーブに切れ変えていたので。)

 

 

  昼食はいつもは素通りする「宮ケ瀬湖畔エリア」にでとりました。(平日は駐車場が無料でした。)

 土日は観光客でごった返していた店通りもコロナの影響もあってか閑散としていました。営業していない店も多かったです。

 

 

  ブラブラ店を見て歩いて居心地良さそうな蕎麦屋さんに入りました。”密” を避けるために中庭にテーブル席を設けたそうですが、これが良い感じ。なんか京都にでもいるような。冷やし鴨蕎麦も美味しかったです。

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 続いて足周りについて。ショックにアルミテープを貼る事でフィーリングは変わるのか?

 

 走り出しての印象は前回試し乗りしたときと同様。やはりサスペンションの動きは前後とも固くなった感じ。今までよりアクセルのon/offでのバイクの挙動、姿勢変化が抑えられているような気がします。それ以外はアルミテープを貼ったことによる変化らしきものは特に感じられず。

 

 

 ところが、スピードメーターに目をやると ”アレ?こんなにスピード出てたの!?” っていう場面が多いのです。(FCRの調子をみるためにいつもより意識的にアクセルを開けたりはしていました。)

 

  バイクの車体から伝わって来る微妙な振動やブレとかは速度が高くなるにつれ大きくなってきて緊張感が高まるもの。このカタナには長年乗っているのでこういった感覚は身体に滲みついているのですが、それが速度を出しても穏やかに感じます。スピードを出している感じがしないのです。 スピードセンサーの誤検出で速度表示が狂っているのかと思ったほど。

 

 やはりこれはサスペンションの動作に良い効果が出ているのでしょう。アルミテープを貼るだけで不思議なものです...

 

 

 何だか走るのが凄く楽しくて、宮ケ瀬に着いたら湖を一回りして帰る積りだったのが2周、3週と周回を重ねてしまいました。雨の予報が無ければもっと走っていたかもしれません。

 

 

 そんな訳でキャブレターの調子もサスペンションの調子も良く、大変楽しいミニ・ツーリングでした。