それでは、39ΦのFCR(以下、FCR39)で実走行した感想です。
因みに、ジェットはだいたいこんなものだろう、と下記のセッティングでスタートしましたが、これが結構当りだったようで、殆ど不満なく走ることが出来ました。
スロージェット : #50
ニードル : #OCEMP(上から4段目 → 3段目に変更)
メインジェット : #150
エアスクリューの戻し : 1-1/2回転
新たに購入したのはスロージェットとメインジェットだけで、ニードルはFCR35のセッティングを探っていたときに買ったもの。過去に使っていたジェットが使えるのは助かります。
アクセルレスポンス
今までのFCRの35Φから大きく口径が上がるので、低回転域でギクシャクするとか乗り難さや気難しいところが出てくるのかな、と身構えていましたが、そんなことは全く有りませんでした。
一般道から高速道路まで走ってみたのですが、発信から全開域まで実にスムーズ。
口径が大きくなった分キャブレターを通る混合気の流速は落ちるので、アクセルの開閉に対するエンジンのレスポンスは悪くなるのかと思っていたのですが杞憂でした。
パワーフィーリング
低回転からのパワー感は向上したような気がします。それでいてマイルドで心地良いフィーリングです。
そのためか、FCR35を付けていたときよりも、高速道路で低めのギアでアクセルを大きく開けて走るのが随分と楽に感じます。
峠道のようなカーブが続くところでもアクセルのオン/オフが楽に感じます。
多分今までのFCR35がアクセル・レスポンスが鋭すぎて却って乗り難く感じたのだと思われます。
なんというか、FCR39は大らかな感じです。
燃費
最初のミニツーリングでの計測で 17km/Lという結果が出ました。
結構アクセルを大きく開けて楽しんだりしながらだったので、かなり良い値だと思います。
感覚的にはFCR35と殆ど変らないかな?、という印象です。
その後、いろいろなセッティングを試しているなかで燃費は悪化(14~15km/L)したりしました。
でも燃費はセッティング次第で随分と変わります。750~1100のカタナで街乗り&ツーリング中心ならスロージェットとニードルの太さが大きく燃費に関係するようです。
どうも最初のセッティングがパワーフィーリングも含め一番良いような気がするので、それをベースにセッティングを煮詰めていこうと思っています。
当初は、39Φと35Φを付け替えなから比較して良い方を・・・と考えていましたが、最初に走った段階で圧倒的にFCR39の方が気に入りました。不満が全く感じられなかったです。
当初は気温や気圧の影響の度合いが少なくなればいいなぁ、という程度の期待でしたが予想以上に良かったです。
因みに、エアファンネルは最初の一回走行して直ぐにK&Nのパワーフィルターに付け替えました。FCR39でこのまま行こう!と決めたので。長く乗るならやはりフィルターが有った方が安心なので。
なお、エアファンネルからパワーフィルターに変えてもジェットを変える等のリセッティングはしなくて平気でした。全開域を多用するなら話は別かもしれませんが、街乗り/ツーリングでアクセルをせいぜい半分程度までしか開けないならフィルターの空気抵抗は殆ど影響無いと思います。
セッティングについては次に詳しく書こうと思います。