先週末、所要で札幌に帰省してきました。旅という程のものではありませんが、目にした事、感じた事の雑記を。
国内の県をまたいでの移動自粛が正式に解除された最初の週末。とはいえまだ各航空会社は運休の便が多く元通りには程遠い状況。羽田空港の客の姿もまだ少ないです。でも地上スタッフの方やCAさんの表情は少し明るく見えました。
機内の座席に着いて驚いたのは座先の設備のアップデート。
各座席の背もたれ部分にモニターが設置されビデオ、音楽、電子書籍などが利用できます。コンテンツは従来とは比較にならない大変な充実ぶり。1時間半程度のフライトでは全然時間が足りないと感じる程です。機種のカメラ映像を表示させることもでき離着陸時の迫力ある映像を楽しめました。
さらにUSBポートも付いていてスマホの充電も出来ます。
反面、楽しみにしていた機内誌が見当たらず、廃止されたのかと一瞬ガッカリ。しかしCAさんにお願いすれば持って来てくれるとの事で一安心。(コロナの感染対策で各席に置いておくのは止めているようでした。)
やはり書物はモニターではなく紙の方が読む楽しみが感じられます。
昼食は到着地の千歳空港内で。「ラーメン道場」で味噌ラーメンを食べることが多いのですが、今回は「ドライブインいとう 豚丼名人」というお店で豚丼を食べることにしました。
豚丼は北海道特有の食材や調味料を使っている訳でもなく他所でも作れるはずなのに何故北海道のローカルグルメとして君臨しているのか分かりません。でもともかく美味しい丼料理です。
豚丼は豚肉を甘辛いタレで焼いたものをご飯の上に乗せた丼。シンプルな料理ですが肉の焼き方(ガスや炭火で焼いたりフライパンで焼いたり)やタレの作り方とかで店の特色が大きく出る料理だと思います。こちらのはフライパンで焼くスタイルのようでした。
肉1.5倍盛りを注文。写真ではかなりのボリュームに見えますが...
実はそれ程ではありません。お腹が空いていてガッツリ食べたいときはもっと大盛のを頼んだ方が良いでしょう。味は十分に美味しかったです。
因みに自分の好みでは昨年食べた「豚丼のかしわ」が一番好きですね。あと少々記憶が薄れていますが昔食べた「ぱんちょう」の豚丼もやはり美味しいです。
豚丼の後は2Fの売店エリアに移動しソフトクリームを。千歳空港はソフトクリームのお店がとても多いのです。「ミルクスタンド」というお店(名前のとおり北海道各地の牛乳や乳製品を扱っています。)のソフトクリームを食べました。2週間毎に使用する牛乳の銘柄を変えるそうです。
さっぱりとした美味しいソフトクリームでした。
千歳空港からはJRで札幌へ。
空港駅のホームの壁一面には北広島に造られることになった日本ハムファイターズのボールパークのイメージ図が。
「世界がまだ見ぬボールパークをつくろう」というスローガン。
日本ハムファイターズが札幌ドームを出て代わりの球場を作る、という程度の認識でしたが、日本ハムファイターズはとてつもなくスケールの大きな事を考えているようです。
列車に乗って札幌に向かっていくと、北広島駅の近くでボールパークの建造が始まっていました。
ただっ広い原っぱに巨大なボールパークが造られる。巨大ショッピングモールの建設とかは辟易するのですが、これは夢を感じました。無からの創造、創生とでもいうのでしょうか。東京の新国立競技場よりも魅力を感じます。
完成は2023年とのこと。阪神タイガースのゲームが開催されるときは是非観戦に行きたいものです。
どのようなボールパークが出来るのかとても楽しみです。