4気筒のFCRキャブレターで一旦スライドバルブを脱着したら其々のバルブが同じ開き具合(同調)になるように調整が必要です。
以前、細い棒を使って同調確認する方法を書きましたが、バルブとボディの隙間が三日月形になっていて棒の位置が一定せず、何度もやり直すことになって少し手こずったりしました。(それでもエンジンをかけてゲージを使って同調を取るよりずっと手軽ですが。)
要はそれぞれのバルブの開きを同じにしてやれば良いわけなので、今回は1気筒ずつ開き具合を確認する要領でやってみました。1本の棒では分かり難いのでテープで二本束ねて使います。
これがバルブとボディの間をギリギリ通るくらいにバルブの開きを調整します。指先にの微妙な感触が頼り調整ですが、こっちの方が簡単な気がします。
走った感じでは、同調はまずまずとれていると思います。
4気筒FCRのメンテナンスではこの同調作業が一番面倒に感じているの楽で確実な方法を探していこうと思います。