この前、カタナで出掛ける前にブレーキランプの点灯確認をしたら、前ブレーキでも後ろブレーキでも点灯しませんでした。
球切れかな?と思ったけど、ブレーキスイッチの接続端子をショートさせてみるとランプは点灯するのでスイッチ側の問題のようです。
リアの方は端子が錆びているというか粉を吹いていました。今まで一度もメンテをしていなかった箇所です。
2,3回端子を抜き差ししたらランプが点灯するようになったので、接触不良が原因のようです。細いヤスリを使ってしっかり端子の粉を落として磨き、例の接点保護のグリースを塗っておきました。
前ブレーキの方はブレーキマスターからスイッチを外して点検します。(ネジ一本で固定されているだけなので簡単に外せます。)
スイッチのOM/OFF用の小さな突起部分を押したり離したりするとカチッと手応えはあるものの端子間の導通は無し。これはもうダメですね。分解してみたら内部が腐食していました。このブレーキマスターを購入してもう17年位経つので無理ないと思います。
このスイッチは汎用品のようで、バイク用品店とかで普通に買うことができます。
シール構造(防滴)になっているスイッチがあったのでそっちを選びました。(非シール構造のものと値段はほぼ一緒)
因みにこのスイッチ、海外製らしき安価な互換品がAmazonとかで売られていますが、ユーザーレビューを見ると品質はあまり良くなさそう。ブレーキランプの点灯という重要な役割を担う部品なので、ここはケチらずに純正品(NISSINN/DAYTONA)を購入しました。
これはオムロン製でした。海外製造ですが品質は大丈夫でしょう。
因みにダメになったスイッチはALPSALPINE(旧ALPS電気)のものでした。スイッチ部分が非防水構造でここまで使えたのだから大したものです。
オムロンやALPSALPINEの型番で探せば安く買えるのでは?と調べてみたら製品情報は見つけました。が、個人向けの一般販売は行っていないようです。(ALPSALPINEのは扱っている部品ショップがありましたが送料が高い。)1個程度なら素直にバイク用品店経由で買った方が良さそうです。
完全な防水構造では無いですが、少なくとも今までのスイッチと同じくらいはもつでしょう。
しばらくは一安心です。