自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

コールマンストーブの錆び取り

 購入した錆び取りクリーナーでストーブの燃料タンクの錆び取りをしていきます。

 

 まず燃料タンクから全てのパーツを外しました。

 燃料バルブは固くて回らないですが、このようにバルブを万力で固定しタンク側を回してやるとすんなり回ります。 

 

 

 燃料バルブを外すと取付穴からタンクの中に残っている燃料を全て抜くことが出来ます。

 何故かタンクに残っている燃料は全てが給油口からは出てこないのです。コールマンのガソリンストーブの燃料タンクは結構複雑な構造をしているようです。

 

 燃料を抜いたら中性洗剤でタンク内部を洗浄。この段階でかなりの錆の粒が出てきました。濯げば濯ぐほど出てきます。

タンクの中を水洗いしたときに出てきた錆の粒。


 これは酷い。どうもただの錆だけではなくタンク内部のコーティング剤が剥がれたものも含まれているように見えました。

 

 タンクの穴をガムテープで塞いで10倍に希釈した錆び取り剤をタンクの中に満たします。


 一晩置いた後、上下をひっくり返してさらに半日置いてから錆取剤を抜いてみます。すると想像していた以上に黒く濁った液が出てきました。

 

 いったい錆はどのくらい酷かったのか?ただ、新たに出てきた錆の粒をそれ程でもなかった?です。

 

 タンクの中を何回か水で濯いだ後、新たに10倍に希釈した錆取剤を少量タンクに入れて満遍なく行きわたらせ、日当たりの良いところでタンクを干します。これで防錆膜が形成されるはずです。

 

 いや思っていた以上に酷い状態でした。給油口から見た限りでは大分きれいになりました。これで当分は大丈夫でしょう。(そう信じたい。)

 

 

 このストーブのタンク、バイクのタンクと同様というかそれよりも錆には弱そうです。数年置きには錆取りクレンジングをやった方が良いかもしれません。

 こういったメンテナンスにちょっと手がかかるところがこのストーブの欠点であり魅力です。バイク同様大事に使っていこうと思います。