久々のコールマンのピーク1ストーブのネタです。
私はこのガソリンストーブを愛用してまして、ツーリングのキャンプではこれ一つでお湯を沸かし、米を炊き、炒め物を作り、と調理の全てをまかないます。珈琲やお茶を淹れたりカップラーメンも食べたり、ごはんを炊いてカレーライスを食べたり。
燃料はバイクのガソリンが使えるし、キャンプツーリングの頼りになる相棒です。
このストーブはピーク1 モデル400Bというやつで、火力調整レバーが燃料バルブのレバーと統合された所謂 ”1レバー” と呼ばれているもの。現在も販売されているフェザーストーブと基本的に同じ構造のストーブです。
今までは2レバーのモデル400を使ってきましたが、2レバーのジェネレーターのメーカー供給がとうとう終了してしまったので、これからは1レバーのストーブをメインで使っていこうと思っています。ジェネレーターは消耗品であるので(頻繁に交換するわけではないですけど)。
元々は黒色だったタンクは塗装があちこち剥げてきたので(どうもこの400B辺りはコストダウンの為なのか品質があまり良くないように思います)、昨年のタンクの錆び取りのあと、2レバーのモデル400と同じように緑のエナメル塗料で塗装しました。私の中ではコールマンって緑がイメージカラーです。
このストーブはフェザーという名前が付けられ軽量化を意識しているようです。バーナーボックスの皿部分は軽量なアルミに変更され、タンクも素材が変ったのかかなり軽くなっています。モデル400や400Aと比べるとかなり軽くなっています。
しかし、バーナーボックスのアルミはちょっと無理がありました。皿部分はかなり薄いので簡単に歪んでしまうし。次のモデルの途中からアルミ材は止めてスチール材に戻されています。
このストーブもバーナーボックスはかなりヤレが酷くなってきているので、現行型のものに交換する事にしました。
バーナーボックス以外は元のパーツを使うわけですが....
ピカピカのバーナーボックスに汚れたパーツを組み付けるのもナンだしな、という事で、ちょっときれいにしました。ワイヤーブラシで錆を落とし銀色の耐熱塗料を塗り、ジェネレーターも磨いて真鍮の輝きを出しました。
冒頭の写真とは見違えました。でもすぐに汚れちゃうんですけどね。それでもきれいになると気持ちが良いです。
燃焼テストも行いました。バッチリです。
1レバータイプのストーブは火力調整に難があり、弱火に出来ないと言われています。この400Bもそうで、中火くらいにしか火力を弱めることが出来ませんでした。
が、ちょっとした簡単な改造を施したところトロ火といえるくらいの弱火にまで火力調整が出来るようになりました。
このくらいにまで火力を落せれば米を美味しく炊くことが出来ます。
改造についてはまた改めて。
<了>