自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

スキーと足裏~カスタム・インソールを作った件

 今冬もスキーに励んでおります。日々スキーのレッスン系の動画を見て勉強しスキー板の手入れを行い..と夏よりも忙しい日々となっています。もうバイクは頭の片隅に追いやられている状況です。

 

 私の今シーズンのスキー関係のトピックはカスタムインソールを作ったことです。

 昨シーズン、BMZとホシノのB+という市販のインソールを使っていました。どちらも良いインソールだと思うのですが、B+だとブーツのシェルへの足の当たりが殆ど解消されるので終盤からはこちらを使っていました。B+の方が足のアーチを支える形状になっているからだと思われます。

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 それでやはり自分の足の形に合わせたインソールを作った方がもっと良いのだろうかと思うようになり、去年の秋口にブーツのフィッティングでお世話になっている東京・神田の「ブーツ研究」でカスタムインソールを作ってもらいました。

 店主はかねてからカスタムインソールだと "スキーの滑り(操作感)が断然良くなります、全然違います!” と太鼓判を押していたので、ようやく作る決心をしましたかと満足そう。

 

 行程は簡単で、まっ平なインソール素材をオーブンで加熱して柔らかくし、それを専用の治具で自分の足裏に押し当てて成型するだけ。所要時間は30分くらい。料金は確か9千円。カスタムインソールとしてはお手頃価格だと思います。

 

 出来上がったものがこちら。




 インソールはかなり剛性が高くて、足を乗せてみるとしっかり足裏を支えてくれるのが分かります。

 

 しかし底の形状は足の形そのまま凸凹。B+の底のような形状に仕上げるのかな?とイメージしていたので安っぽく感じ、これで仕上がりなの??とちょっとがっかりしました。

 ブーツにセットして履いてみても何か感じるものがあるわけでもなく、わざわざインソールを作らなくてもよかったかな...なんて思っていました。

 

 

 

 そんなわけであまり期待せずにシーズンインしたのですが、。。。最初は滑りの感覚を思い出すまでおとなしく?滑っていましたが、滑走本数を重ねるに従い去年よりも滑りやすいような気がしてきました。

 

 足裏とインソールの形がピッタリ合っているせいか、ブーツのバックルをあまりきつく締めなくてもブーツの中で足がズレたりしません。

 

 

 足裏に感じる板の感覚も分かり易くなったと思います。うまく表現できないですが、素足で歩くような感覚とでも言えば良いでしょうか。

 そして確かにスキーの操作はしやすいような気がします。いや、確実に良い!

 一日滑った後の足の疲労感も軽いような気がします。

 

 あえてバイクに例えると、足回り(フロントフォークやリアサスペンション)を良いものに替えたような感じでしょうか。

 

 インソールが重要なのは理解しているつもりでしたが、自分の足に合わせて作ったインソールってこんなに違うのかと驚いているところです。

 

 スキーシーズンはまだまだこれから。今冬は充実したスキーシーズンになりそうです。