5時半に起床。今朝も天気が良い。
顔を洗って散歩がてらキャンプ場の中を歩き丘に上って景色を眺める。
テントに戻って最期のキャンプ朝食。いつものようにコーヒーを淹れてパンを炙り、北見で買ったホタテのポタージュスープも飲む。美味しいけどキャンプ飯ではもったいないくらい上品な味。家でちゃんとした料理と一緒に頂いた方が良いと思いました。
ボチボチ荷物を片付け出発準備をする。片付けをしていたら近くのテントの人から「そのテント、オガワのステイシーですよね」と声をかけられる。元々ステイシーを買おうと思っていたけど他のテントにしてしまったそう。やっぱりステイシーが良いなぁと未練があるそうだ。
ゴミをキャンプ場のゴミ捨て場に捨て、キャンプ場でゴミを捨てられることに改めて感動する。
荷物を荷車に乗せて駐車場に運びバイクに積んでいると近くのCB750Fourのライダーさんとバイク談義になった。お互い旧いバイクになるので調子はどうですか?とか、メンテナンスとか部品調達とか。
このCBはヤフオクで入手して自分でレストアしたそうで、なかなか面白い話がきけた。
そうしていたら、トイレの掃除道具をもったキャンプ場の職員の爺様がやって来て「おお~CBじゃねぇ~か」と言ってCBの前にしゃがみこみ、しげしげと眺めながらスゲ~とか大きな声でブツブツ言っている。とりあえず放っておいたら「おお~こっちはカタナじゃね~か」とやって来てきて会話に参加してきた。
この人はちょっと前までCB750FourのK5(K0だったかな?)に乗っていたという。カタナも「お~メーターが変えてるな~」と言っていたのでバイクにはかなり詳しそうだった。
8時半過ぎにキャンプ場を出発。今日は正午くらいには小樽に向けて移動を始めないといけないので、時間が許す範囲で富良野/美瑛を廻る。
まずは道道291号を走り吹上の湯へ。駐車場にはクルマが3台いるだけなので温泉は空いていそう。ちょこっと温泉に浸かっていこう。
温泉は以前来た時と殆ど変わっていないけど、下の広い方の湯船のお湯の温度は入りやすい温度(40度くらい)になっていました(前はもっと熱かった)。
上の方の湯船のお湯の熱さは相変わらずで、肩まで浸かって10数えるのが精いっぱい。
あまりゆっくりはしていられないのでお湯に浸かったさっさと上がる。(このときちょっとバランスを崩して左足の薬指を岩にぶつけてしまい悶絶しました。)
白金方面にバイクを走らせる。ちなみに吹上から白金に向かうルートは知床峠や美幌峠からの景色に負けないくらいの絶景です。(残念ながら写真は有りません。路肩にバイクを停めて写真とるには適さない場所でしたので)
「青い池」の駐車場を横目に美瑛の丘の「ケンとメリーの木」に向かいます。
途中でバイク屋と野菜直売所とカフェが併設されたちょっとワイルドな雰囲気のところがあった。去年も気になっていたので寄ってみる。茹でトウキビを買い、お店の人に隣のバイク屋について訊いたら、バイク屋ではなく個人のガレージですと言われて驚く。バイク乗りが夢見るようなガレージでした。
茹でトウモロコシを食べていたら、お店の人はクルマ(ハイエース)に乗ってどこかに行ってしまった。何か用事(物でも取りに行ったような感じ)だろうか。客は自分以外いないが店の人も他にはいないみたい。う~ん、ワイルドだなぁ。
あとからクルマでやって来た一家は「お店の人はどこですか?」と戸惑っている。(今出掛けているところで、直ぐに戻ってくると思いますよ、とフォローはしておきました。)
店主の帰りを待つ客の一家を残し、「ケンとメリーの木」へ。流石に大勢の観光客がいる。スマホでこの木が登場するスカイラインのCM(Youtube)を見ながら木を見ている人が居た。なるほど。こういう楽しみ方も有るんだな。
今日は天気が良いので美瑛の景色はとてもきれい(しかしこの雄大な景色を写真で表現するのは難しいです)。
最期に「親子の木」を見に行きました。この木と風景は美瑛の中で一番好きかもしれません。
この時点で11時ちょっと過ぎ。そろそろ美瑛の丘巡りは切り上げて、小樽に向かって移動を始めなければならない。
美瑛の踏切近くのホクレンでガソリンを満タンにする。
美瑛駅近くのラーメン屋で昼食を食べていこうと思ったら営業していなかった。休みなのか廃業したのか。。。ラーメンはまぁまぁ美味しかったので残念だ。
(続く)