自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(四日目① ミズノのテント)

朝5時少し前。目が覚めるとテントの中からでも良い天気であるのが分かった。

外に出て顔を洗い、トイレに行って散歩がてらキャンプ場を見てまわります。

つつじ公園キャンプ場はパークゴルフ場やテニスコートとかがある広々とした公園の一番奥にあります。どこからがキャンプサイトなのか判然としないけれどサイトはかなり広いです。

 

頭上でガサッと音がしたので見上げたらエゾリスがいました。

 

 

テントに戻ってコーヒーを沸かしてパンを炙って朝食です。

テントの前でパンを食べていたちょっと先に張られている青と白と赤の鮮やかなテントに気付き、段々興味が出てきました。

テントの主は初老の男性。思い切って、おはようございます、きれいな色のテントですね、と声をかけてみる。

すると男性はちょっと嬉しそうに「これはミズノのテントなんだ。昭和の時代に買ったんだよ。今は確かミズノはテント作ってないよね。」

 

「若い人にもよく写真撮らせてくれって声かけられるんだよ」とまんざらでもない様子。ずっと使っているけどまだ全然傷んでいないと言うのでまじまじと見させてもらったけど確かにそのとおり。手入れをちゃんとやって大切に使っているのだろうけど今のテントとは素材が違うのだろうか。

 


「これはフランス国旗の色にしているんだろうね。ヘタするとロシアの国旗に間違われるかもしれないけど(笑)」。

「今日は墓参りなもんでクルマで来たんだ」。という事はバイク乗りなのだろうか。

今迄キャンプ場で見た中で一番洒落たテントでした。

 

 

コールマンのランタンの燃料タンクが空に近づいてきたようなので、バイクのガソリンを入れる。バイクの燃料コックのチューブを外し、別のチューブをつないでコックを「PRI」にてガソリンをランタンのタンクに注ぐ。ちょっと溢れさせてしまった。
ストーブのタンクにも入れ、持参している燃料ボトルにもガソリンを満たす。全部で1Lくらい。

 

 

今日も天気は良いので女満別に行って丘の景色を見て、その後知床に行ってみよう。知床のキャンプ場で泊まれるか分からないけど、その後はまた後で考えよう。

テントを畳んで荷物をバイクに載せキャンプ場を後にする。

つつじ公園キャンプ場はゴミも散らかっていなくて利用者のマナーも良かったと思う。良いキャンプ場でした。

 

 

(続く)