自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

SINANOのスキーストック

 久しぶりのブログ投稿となってしまいました。このところバタバタしていてブログを書く時間も読む時間もあまりとれませんでした。スキーに時間をとられているというのが一番大きいですが。それにバイクのオフシーズンという事でネタがあまりないというのもありますが。

 

 

 今回は愛用しているスキーのストックの話。

 

 私はシナノ*1という会社のストックを愛用しています。もう5年くらいは経つでしょうか。スキー用品の展示予約会のシナノのブースで見て気に入り、”たかがストック”と思っていた自分にとっては結構高価だったけど思い切って購入しました。

 「フリー FAST」という長さが伸縮出来るタイプのストックで、先端側のパーツはカーボンでとても軽い。この細く軽いストックは振り易くてそれまで使っていた安物のストックとは雲泥の差。凄く具合が良い!と思いました。

 

 このモデルは通常のストラップなのですけど、それを"ウィングロック*2というのに換えてもらいました。「このストックが(別モデルに付いている)ウィングロックならばなぁ」と言ったら「いいですよ、変更して販売しますよ」と二つ返事で対応してくれました。それも購入を決断した理由の一つです。

 

このウィングロックというやつがいいなぁと思ったのです。

 

 

 そんな訳でとても気に入って使っていたのですけど、数シーズン経った頃に片方のストックの伸縮調整の締め付け部分の内部パーツが壊れてしまいました。

このステンレスのパーツが割れてしまいました。

 

 このストックは既にモデルチェンジされていて、伸縮調整の締め付け機構も新しいものに変わっているのではたして修理できるのか?できたとしても費用も結構掛かる(少なくとも数千円)かもしれないのでいっそ新しいモデルに買い替えた方が良いのかな?なんて思いながらダメ元で修理を依頼。

 するとちゃんと修理してくれた上に費用は僅か数百円(確か300円くらいだったはず)。びっくりするやら拍子抜けするやら。商売抜きで対応してくれたのでしょう。

 

 こりゃ次にストックを買うときもシナノにしよう!と決意しました。(まだ買ってはいませんが。)

 

 

 そして今年もスキーシーズンインしたわけですが、こないだそのストックが見当たらないことに気付きました。

 

 記憶を辿っていくと前回の志賀高原以降ストックを見た記憶がない。

 どうやら宿泊したホテルに忘れて来たらしい。入口のところに立てかけて置いたところまでは覚えています。(最終日はチェックアウト後に荷物をホテルに置かせてもらって滑ったので、帰るときに一旦ホテルに戻るのです。)

 

 10日以上は経っているし持ち去られている可能|生もある。諦め半分望み半分でホテルに電話してストックの忘れ物が無いか訊いてみました。

 「確認して折り返し連絡します」とのことで待つこと10分。すると「それらしいストックが忘れ物として保管してあります」との連絡が。ストックのメーカーや色、ウィングロックであることなどから間違いなさそう。

 

 いや~良かった。買い直すと結構な出費になるというのもあるけど、置き忘れた物が無くならず、そしてちゃんと保管されていたなんて何とも嬉しい事です。日本はほんと良い国だと思いました。そして良いホテル*3です。

 

 ストックは先日無事に引き取ることができました。



 

 

 購入から修理、置き忘れと色々あったこのストック、何だか縁のようなものを感じま
す。(工具とかでたまにそんな風に感じるものがあります。)

 

 これからも大切に使っていこうと思います。

 

*   *   *   *

 

 

 

*1:長野にある老舗のストックメーカーです。

*2:手の甲に引っ掛けるもの

*3:因みに志賀レークホテルといいます。また泊まりに行きます!