自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2023-24 スキー シーズンイン

 今冬は暖冬になると早くから言われていましたがやはりスキー場の積雪は遅かったです。

 私が通う志賀高原もそうで、11月末にまとまった降雪があってこりゃ意外と雪は降りそうだ!と期待したものの、その後はさっぱりで12月下旬になっても全面オープンには程遠い状況でした。

 因みに今年の秋にかけてはカメムシが異常に多くて、“カメムシが多いときは雪も多い”という言い伝えがあるそうです。 11月下旬の降雪時は言い伝えは本当だ!と喜んだのですが。

 

 そんな状況でしたがやはり滑りたい。スキーシーズンは長くは無いのでまだ積雪は十分ではなかったけれど12月の23-24日に初滑りに行ってきました。

 

 

 志賀高原に遠征するときはいつも夜明け前に出発します。普段は聴く事の無い深夜(早朝?)放送のラジオを聴さながら真っ暗な街をクルマで走っていると意外と人が歩いているので驚きます。ウォーキングしている人とか。新聞配達や牛乳配達(死語ですね)もこれからという時刻なのですが。

 一方で高速道路はかなり交通量が多く、サービスエリアで止まっているSUVやワゴン車から出てくる人はスキーヤースノボーダーらしき人が目立ちます。

 

高速道路を下りると前日からの冷え込みで完全な冬景色でした。

 

 

 今シーズンの初滑りは焼額山スキー場。まだコースは2コースしかオープンしていないけど、他所も似たようなもの。

 

 

 シーズンインの初滑りは8~9ヵ月ぶりの滑走となるので、冬眠明けのバイクと同じで色々な感覚を思い出すところから始めなければなりません。滑走中の身体の重心位置やバランスに気を付けてゆっくりと。身体も思うように動かないしリハビリみたいなものです。

 それでも例年よりもすんなりと滑られたと思います。昨シーズンに気付いたことをメモしていたのでその成果かもしれません。(勉強や仕事でもこのような姿勢で臨んでいたらまた違った人生になっていたように思います。。。)

 

 段々調子が出てくるとスキーはやはり面白いです。あの滑走感覚はバイクで気持ち良く走っているときに通じるものがあり実に爽快です。それでもまだまだ無理は禁物。一日目はとにかく慎重に滑ることに徹しました。

 

 宿はここ数年良く利用しているホテル。顔なじみになったホテルの方と挨拶をすると本格的にシーズンインした気分になりました。

 美味しい夕食をたらふく食べて風呂にゆっくり浸かり、今シーズンから投入の携帯型の小型マッサージ機で酷使した筋肉をほぐして就寝です。

 

ゲレンデ整備をしているナイター照明が美しいです。

 

 

 

 翌日も良い天気。この日曜から一の瀬ファミリースキー場の正面ゲレンデ、一の瀬ダイヤモンドスキー場がオープンし、高天ヶ原スキー場も山頂からの滑走が可能になるなど滑られるエリアが広がってきました。

 まだ山の神はオープンしておらず一の瀬エリアと焼額山スキー場は分断されたままなので、一の瀬エリアで滑ることにしました。

 この日も慎重にと思っていたげれど、朝一できれいに圧雪されたバーンを見たらそんな考えは吹っ飛んでしまい、ノンストップで滑り降りてはリフトに飛び乗る、を繰り返します。いや~実に気持ち良い。二日目なので大分調子も出て来ました。

 

 

 

 ところでスキーは滑っている時間よりもリフトやゴンドラに乗っている時間が長くて退屈だったりするのですが、たまに乗り合わせ九人が話好きな大だと話が弾んで楽しいひと時になります。(2回ほど阪神タイガースファンの方と乗り合わせたて大いに盛り上がったことがあります。何故ファンだと分かったかというとタイガースのワッペンとかをウェアやヘルメットに貼り、ロゴ入りの巾着をしょっていたので。実に分かりやすいです。)

 

 こういうのってバイクツーリングでの休憩時に他のライダーさんとお喋りするのと似たような感じ。共通の趣味(スキーやバイク)の上ではしがらみ無くフラットな会話が出来るのが良いです。

 

 今回もリフトで乗り合わせたスキーヤーと楽しくお喋りが出来ました。志賀高原を滑るのは初めてだというので志賀高原の魅力(まだまだ沢山のゲレンデがあって全ゲレンデがオープンしたらスキーで滑って行き来できる)を説明したら驚いていました。かなり若そうだったけどスキーのインストラクターのアルバイトをしているそうでスキーの話はベテランのそれで落ち着きがあります。実際滑りも見事なものでした。

 

 

 ゲレンデが修学旅行生の団体で混雑してきたら空いてるダイヤモンドスキー場や高天ヶ原に行ってみたり。こちらもまずまずのゲレンデコンディションでなかなか楽しめました。



昼食は大勝軒で。

 

 

 しかしやはリシーズン2日目。こまめに休憩は取ったけれど昼過ぎにはバテバテになってきました。

 リフト営業終了までは脚がもちそうもないなあ思っていたところで朝のバイトインストラクター君とリフトで再会。あの後どこを滑ったとかどこが良かったとか話をするのも楽しい。(こういう再会もバイクツーリングでたまにあります)

 ”脚がもう売り切れだからそろそろ切り上げようと思っている” と言ったら「その方が良いです。脚が疲れていると怪我しますよ」と言われ早上がりする踏ん切りがつきました。

 

 荷物を置いてある宿に戻り、風呂を使わせてもらってさっぱりして帰途に就き、渋滞にも遭わずすんなり帰宅できました。

 

 という訳で上々のスキーシーズンインでした。今シーズンも楽しみたいと思います。

 

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