自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

志賀高原でスキートリップ~4日目(最終日)

 4日目の朝は大雪でした。

 昨夜からずっと降っていたようで積雪はかなりの量。除雪のブルトーザーがせわしく走りまわっています。雪が降らねばスキーはできないけれど、ここまで降られるのの困ったもの。

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ホテル前の駐車場のクルマは半分雪に埋まってますね...

 窓から外を見ている人達もどう見ても喜んでいるようには見えません。今日滑ってから帰る予定だったけどこのまま帰る、という人もいました。

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 私もだいぶ疲れが溜まっているしこの天候では滑るのは億劫に感じましたが...ゲレンデを目の前にして滑らないのは勿体無さ過ぎます。

 今日が最終日なので荷物を片付けホテルのチェックアウトの手続きをしてからゲレンデに向かいました。

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 ゲレンデの雪はかなり多く、2日目と同じくらいかそれ以上の積雪量に感じました。滑ってみると膝下くらいの深さがありました。

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 結構楽しいではないか、とリフトに乗っていたら左手の非圧雪エリアに雪から首だけ出して座っている人がいました。まるでお風呂に入っているみたい。どうしたのだろう?

 やがてもぞもぞと動いてスキー板が雪から出てきたので転倒していたみたいです。

 少し離れたところでは一心不乱に雪を掘っている人がおります。何やってんだ??と思いましたが、外れたスキー板を探しているようです。深い新雪でスキー板が外れると見つからないこともあるので結構大変なのです。

 

 でも傍からみると ″ここ掘れワンワン″ の宝堀りみたい。思わず笑ってしまいましたが、まさか3分後に自分も雪を掘る羽目になるとは。

 

 リフトから降りて通常の正面コースに進み、調子に乗ってまだ踏み荒らされていない
端の方へ進んだのが良くなかった。急に雪が腰までの深さになったと思った瞬間、左のスキーが雪にギュッと掴まれ身体が前に投げ出され、頭から雪へ突っ込んでいました。


 起き上がってみると外れた左のスキーと片方のストックが見当たらない。新雪のサラサラの粉雪は瞬時に何もかも完全に覆いつくします。

 幸い少し雪を掘ったら見つけることが出来ましたが、ちょっと焦りました。

 

 ほっと一息ついていると、すぐ横でうわぁ~いと滑ってきたスキーヤーが罠にでもかかったように突然ひっくり返りました。新雪って意外と難しいです。

 

 そんなわけであちこちでスキーヤーが雪を掘ってるという不思議な光景が広がっていました。

 

 

 ゲレンデも少し荒れてきたのでそろそろ他所へ移動しよう、と焼額山へ。ここちらは白樺コースや唐松コースなどあはだいぶ新雪が踏み固められて滑りやすかったですが、オリンピックコースやGSコースはフカフカの不整地になっていてあまり気持ち良く滑られる状況ではりませんでした。

 

 しばらく焼額を滑り、昼食を食べにーの瀬に戻ります。この頃から空はすっきり青空になり、かなり暖かくなってきました。今日も天候の移り変わりが激しいです。

 昼食は名物と言われているチウーホテルのビーフシチューにしようかと思ったのですが、ホテルに着いたときは既にレストランのランチ営業は終了していました。

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 仕方がないので、一の瀬ファミリーゲレンデ横のレストランでカツカレーを頂きました。結構おいしかったです。

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 何度もーの瀬ファミリーを滑っていますが、ここで食事をするのは初めてです。

 

 

 昼食の後は東館山の方に行ってみて...

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 ゴンドラに乗ったら一基だけ存在するという金のゴンドラを初めて目撃する事ができました。

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右側の方に金色のゴンドラが写っているのが分るでしょうか。因みに左の緑の角ばったゴンドラは新型です。


 卵型の旧型のゴンドラは今年3月をもって運行を終了するとのこと。最期に見る事が出来て良かったです。

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 ゴンドラ終着駅の上にあるカフェからの眺めも最高。焼額山のゲレンデがよく見えます。

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右側は一の瀬ダイヤモンドスキー場、左側奥は西舘山スキー場。

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こちらは寺子屋スキー場です。

 

 こんな風に志賀中央エリアを移動して楽しみ、最後は一の瀬ファミリーで不整地を滑る練習をしました。結構良い練習になりました。

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 しかし午後以降は本当に景色がきれいでした。

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 こうして4日間のスキーは終了。朝は気だるく感じていた体調もスキー滑っているうちにスッキリしていました。やはりスキーは楽しいです。

 

 

 4日間もあればゆっくり滑られるだろうと思っていましたが、全然足りないな~という感じです。

 結局奥志賀には一度も行かなかったし、蓮池、丸池、サンバレーは殆ど移動で通過しただけ。寺子屋、西舘山ももっと滑りたかった。やはり志賀高原は広いし面白いです。

 

 

 帰る前にクルマを雪の中から発掘するのが一仕事でした。

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【終わり】