ウィンカー電球のLED化によるインジケーターの点滅不良対策の続きです。
ウィンカー電球は前は白熱球、後ろがLEDの組み合わせでメーターのウィンカーインジケーターもちゃんと点滅するようになったけど、やはり全てLED電球にしたいです。改めて見比べると白熱電球は少し暗く感じるし。
推測したとおりの原因であるならば、何か適当な負荷を追加して余計な電気がそっちに流れるようにすればウィンカーインジケーターはきちんとした点滅(しっかり消灯する)になるはず。
10Wくらい消費する抵抗でも付けてみたらどうだろう。
電圧(V)✕電流(I)= 電力(W)なので、電圧が12Vで10Wなら電流は0.83A。となると抵抗は12V÷0.83A=14.46Ω 。容量は倍以上はほしい。
こんな容量の抵抗があるのだろうかと探してみたら「メタルクラッド抵抗」なるものがありました。金属のヒートシンクで覆われていて外観も格好良い。ネジで固定できるようでうってつけのものです。実際、クルマのウィンカーのハイフラッシャー対策に使われることが多いようです。
抵抗値は6Ω/10Ω/15Ωの3種があったので15Ωを選択。容量は25Wと50Wがあり、余裕は有った方が良いだろうと50Wにしました。走行中の電圧は14Vを超えるので。
電圧が12Vで抵抗が15Ωなら電流は0.8A。消費電力は9.6Wとなります。
この負荷を追加しても白熱球のときよりも消費電力はずっと少ないです。
抵抗の接続は当初このように考えました。これなら抵抗は一つで済みます。
でもよく考えたら、この接続だとウィンカーがオフの状態でも常に抵抗に電気が流れてしまうはず。これはよろしくない。(後で確認してみたらやはりそうでした。)
となるとウィンカーの左右のラインにそれぞれ抵抗が必要になるけれど、メタルクラッド抵抗は結構サイズが大きいので出来れば抵抗は一つで済ませたい。
という事でこのように接続する事にしました。
こうすればダイオードで電気の流れが整流されます(電気は抵抗器に対してだけ流れ、反対側のラインには流れない)。
これでウィンカーインジケーターの点滅問題は解消するはずです。
(続く)
* * * *