シフトフィーリングが改善された我がカタナ号ですが、別の問題が気になってきました。アクセル開けて加速していくと ”ビリビリ~”と”ガガガ~”が混じった鉄板が振動してしるような不快なビビリ音が発生するのです。
気になりだしたのは昨年の夏頃から。エンジンの回転が3千回転くらいのところで発生します。常に鳴るのではなく、鳴るときと鳴らないときがあります。
エンジンの回転フィーリングとかには異常は感じられず。エンジンのシリンダヘッド・カバーを固定するネジが1本無いときにカバーから発せられていた振動音に似ています。
カバーを留めるネジが緩んでいるのか?とチェックするも問題なし。
ちょうどその頃、マフラーのプレートを留めるリベットが1つ無くなっていたので、プレートがエンジンの振動と共振して音を発しているのかな?とも思っていましたが、リベット補修後も結局はビビリ音が発生。
ったい何が原因なのやら。。。。と悶々としていたとき、ガソリンを満タンにしたらビビリ音が止む事に気がつきました。ということは、音はガソリンタンク周りから発生しているのか...一つ思い当たる事がありました。
ガソリンタンクの真下のフレームに貼り付けられているスポンジゴムが劣化してボロボロに崩れていたのです。以前からタンクを下ろす度に気にはなっていたのですが、何のために貼り付けられているのか分からなかった事もあり放置していました。早速補修です。
劣化したスポンジゴムをヘラを使って粗方取り除いてパーツクリーナーできれいに洗浄し、
ホームセンターで買ってきた5mm厚のスポンジゴムを適当な大きさに切って接着剤で貼り付けます。耐用温度の上限が60°Cなのがちょっと気になります。80℃のものもあったのですが、丁度良い厚さのものが無かったのです。
さて、どうか。タンクを載せて走ってみるとビビリ音は見事解消。不快な音が無くなり気分良く走られます。
こんなものもちゃんと意味があるのだな、と改めて思ったトラブルでした。