自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

2014年 北海道ツーリングの日記~7日目~ツーリング終了

 K氏とは一緒にキャンプ場を出発しました。少し走ってKは帯広に向かうべく国道237へ消えていきました。私は道道291->353をのんびり美瑛に向かいます。

 

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上富良野駅。昔懐かしい良い雰囲気の駅です。K氏には思いで深い処となったことでしょう。



 天気は薄曇りでしたが、やはり美瑛の丘は良いですね。気分が癒されるようです。

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 少し小腹が空いてきたので、美瑛の街で何か食べようと思いましたが、時間が早く(まだ10時前)、食事できるお店が開いていなかったので、そのままメジャーな方の丘見物に行きました。

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▲美瑛の街並みは随分ときれいにお洒落になっていました。

 

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 ちょっと寄るだけのつもりだったのですが、あちこちにきれいな風景があってついつい見入ってしまいます。でもあまりのんびりはできません。後ろ髪をひかれる思いで富良野に向かいます。

 富良野の街に着いたらすっかり空腹になっていたので、富良野名物?のオムカレーでも食べることにします。

 たまたま「くまげら」というお店が近くにあったので、ここで食べることにしました。ここは以前から名前は知っていましたが入るのは初めてです。

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f:id:sword749:20140814115001j:plain▲「くまげら」のオムカレーオムカレーってなんとなく子供向けっぽいイメージを持っていましたが、なかなか美味しかったです。

 オムカレーを食べた後は、麓郷に向かいます。「北の国から」の舞台となったところで、相変わらずの人気の観光スポットです。

 観光客が沢山来るためか、昔通った時は未舗装だった田舎道も立派な舗装路となっていて、走り易くて有り難く感じる反面、何かつまらないような気もして、ちょっと複雑な気分です。

 「北の国から」のロケで使われた家屋も残っていますが、番組のシリーズが完全に終了してからは維持、保守のために入場料が必要となっていました。(以前は無料で見学できた)

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 既に前に見た事があるロケセットですが、カンパのつもりで「石でつくった家」をみてきました。

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▲敷地内の通路にはこんなクイズを設けていたり、お客さんを楽しませるための工夫が施されていました。

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f:id:sword749:20140814132825j:plain▲写真にはあまり人が写っていませんが、沢山の人が来ていました。

 麓郷もちょっとだけ寄るつもりでしたが、来てみると景色の良さやのんびりとした空気でついつい長居したくなります。やはり美瑛や富良野は丸一日時間を割いてゆっくり回りたいところだと思いました。

 そろそろ良い時間となってきたので、出発です。

 麓郷から国道38に出て、帯広方面に走ると布部の辺りで「布部札幌軒」というラーメン屋さんを見つけました。

 ここも「北の国から」で登場したお店。「日の出食堂」も閉店してしまったし、ドラマに出ていたお店はかなり少なくなってしまたんじゃないでしょうか。

 先を急ぎつつも、ラーメンくらい食べる時間はあるだろう、と寄っていくことにしました。

 店内は昔ながらの昭和の雰囲気が漂うお店。扇風機とテレビ、漫画雑誌や新聞が良いアクセントになっています。最近は小奇麗なラーメン屋が増えてきましたが、私はこういう感じの店の方が好きですね。
 お冷を飲みながらテレビの高校野球をボーっと眺める。夏の休日のお昼時はこうでないと。

 昼食時から少し外れていましたが、たくさんのお客さんが入っていました。本当にお盆時期はどこも混みますね。ドラマ撮影時からお店を切り盛りしていたらしいおばさんが大わらわという感じで大量のラーメンを作っていました。多分、いつもはこんなでは無いのでしょう。

 私は味噌ラーメンを頂きました。昔ながらの懐かしいような感じのラーメンで美味しく頂きました。

 

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▲お客さんの半分は地元の方みたいでしたが、もう半分は観光客(「来たの国から」のファン?)のようでした。

 

 この後は本当に苫小牧に向かって淡々と走るだけ。

 国道38号から国道237に入り南下します。曇り空だし、旅も終わりなので気分は盛り上がりません。ならば、アクセルをグイッと開けて景気良く走りたいところですが、取締りには気をつけなければなりません。

 そう思いながら走っていたら、対向車線を走ってきたオフロード車のライダーが大きなゼスチャーで合図をしてくれました。どうやら何かやっているようですね。

 用心してゆっくり走っていると、ずっと先の方でパトカーが脇道から出てきてどこかへ行きました。張っていたようでした。先程のライダーが教えてくれたのはこれなのようです。ともかく旅の最後でケチが付かなくて良かったです。

 

 途中のセイコーマートで休憩です。

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 これがこのツーリングの、セイコーマートでの最後の休憩になりそうです。しみじみとそう思いました。

 

 改めて携帯に届いているフェリーの乗船案内メールを見てみると、出港時刻が私が思っていた時刻より30分早いことに気が付きました。いつの間に勘違いしていたのか。少しばかり急がねばなりません。若干走るペースを上げて苫小牧を目指します。

 去年もそうでしたが、対向車線を走ってくるライダーは旅はこれからなのでしょう。ピースサインを出すそぶりが嬉しそうです。私も精一杯シャキッとピースサインを返します。

 

 そんな感じで走りつつ、苫小牧のフェリーターミナルには18時に着きました。KのCBRもありました。帯広からちゃんと間に合ったようです。

 急いで乗船手続きをしようとしましたが、未だに太平洋フェリーは乗船手続きに車検証が必要。油断していた私はバイクのシート下の小物入れに車検証を入れたままにしていたので、リアシートの荷物を一旦全部下ろさねばならない、というドタバタをやることになってしました。

 そうこうしつつも無事乗船。

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 甲板から見える北海道の夕暮れはきれいでした。

 

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 出港と同時にサッポロ・クラシックを開けてK氏とお疲れ様の乾杯。今年のツーリングが終わりました。

 

<本日の走行ルート①>

 

<本日の走行ルート②>

 

 総走行距離:261km