欲しい、欲しいと思っていて、ついに入手したsnowpeakのコロダッチ。
買うときには特に気にしていなかったのですが、このダッチオーブン、付属品が何も無く、本体のみなのです。
底網を作る
このダッチオーブンの面白い活用法などなかろうか?とネットを検索していたら、このダッチオーブンには底網が無い、という指摘を見かけました。
確かに料理によっては底網は必要。しかし、どういう訳かsnowpeakにしては珍しくオプション品を設定していません。
すると、やはり工夫する人はいるもので、100円ショップで売っている網を加工して使う、ということをやっている方がいました。価格の手軽さもありこの方法はネット上で拡散したようで沢山の人が同様のことをやられています。
まず、ダイソーで15cmサイズの網を買ってきます。
これの脚がある部分から外側を金ノコで切り落とします。(反対側も同様に)
すると、これがコロダッチ・オーバルの底ににピッタリと合うのです。
これは素晴らしい!
リフターを作る
底網より先に私が気になったのは、調理中に蓋を開けたりダッチオーブンを移動させたりするのにどうしたら良いか?ということでした。
最初は鍋つかみのようなものを使えば良いか、と深く考えていませんでしたが、ちょっと試してみるとかなりやり辛いことが分かりました。特に蓋を取り難いです。
こちらはsnowpeakからオプションのリフターというものが販売されています。
スノーピーク(snow peak) コロダッチリフター CS310
- 出版社/メーカー: スノーピーク(snow peak)
- 発売日: 2012/03/12
- メディア: スポーツ用品
- 購入: 2人 クリック: 2回
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やはりこれを使うのが一番良さそう。ちょっと高めだけど買うしかないかな、と思っていましたが、ふと、何か代替品とかないだろうか?と思いました。
ネットで検索ワード “コロダッチ リフター” と入力したところ、検索ワードの候補として “コロダッチ リフター 自作” と表示されました。
おや!?自作しようとしている人、若しくは自作している人が結構いるのだろうか、と検索してみると、沢山の自作例が出てきました。やはり同じ事を考える人が多いんですね。
私が参考にさせて頂いたのはこちら↓ 出来栄えが素晴らしいです。
早速私も作ることにします。
材料を買いに行ったホームセンターにはΦ4のステンレス棒が無かったので、Φ4のアルミ棒(1m)を買いました。アルミでもこのくらいの太さなら大丈夫でしょう。それにアルミの方が加工し易いです。
これを44cmづつにカットします。
これを万力を使って曲げ、
このような形に整えます。(ニッパーやパイプカッターの上のものです)
次に家に有ったΦ10のアルミパイプを適当な長さ(35mmくらい)にカットし、万力で少し楕円形につぶして
四角く整形したアルミ棒をこれに通します。二つ共とおしてから万力でもう少し潰します。
こんな感じです。
あとは、先の方を “く”の字型に曲げてやって出来上がり。
試しにコロダッチを持ち上げてみます。
ちゃんと持ち上がります。強度的にも不足は無いようです。
蓋だけを持ち上げることも出来ます。使い勝手は悪くないです。
鍋の中にも丁度納まります。
新たに買ったのは198円のΦ4のアルミ棒(1m)だけ。安価で満足度の高いDIYの工作でした。
今回はネットの便利さを本当に実感しました。底網にしてもリフターにしても自分の頭だけでは自作するまでにはなかなか至らなかったと思います。
いろいろな人のアイディアがネットを通じて簡単に共有できるのは素晴らしい事。便利な世の中になったものです。
準備は整ったので、早くキャンプで使ってみたいです。
<追記>
せっかく作ったリフターですが、結局はステンレス棒で作り直しました。
やはりアルミだとちょっとイマイチな感じがしまして。