自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

メーターギアとスピードメーターケーブルについて(メーターケーブル編)

 メーターギアに続いてスピードメーターケーブルです。

 残念ながらGSX-Rのメーターギアにカタナのケーブルは付けることができません。

 同じスズキのバイクでありなっがら、メーターギアにケーブルを差し込む部分の構造が違うのです。何故こういうケーブルとかの形状は統一化させないのかな?と不思議に思うのですが。

 例えば、GSX-R1100でもGU74(86-88年)とGV73(89-)ではまるで違っていたりします。

 

f:id:sword749:20151006213115j:plain▲左がGU74で、右がGV73。このようにギアとケーブルの勘合の形状/仕組みはまるで違います。

 

 ただ、反対側のスピードメーター側は大体同じ形状のようです。

f:id:sword749:20151006213201j:plain▲左がGU74、右がGV73ですが、形状は同じです。

 

 

 では、カタナ(750/1000/1100)にGU74のGSX-R1100のホイール(+メーターギア)を組合せている場合に使えるメーターケーブルは?ということで、纏めてみました。

 

GU74のGSX-R1100のケーブル

 メーターギアと同じバイクのパーツなので、素直に選ぶとこれになります。

 ただ、長さがちょっと足りません。ジャッキアップしてフロントフォークがいっぱいに伸びきると、ケーブルに無理なテンションが掛かり、インナーのケーブルが切れてしまう事があります。(その時は切れなくても後で切れたり)

 私は2~3回くらいケーブルが切れた事があるのですが、フロントをジャッキアップする際にケーブルを外すようにしたら切れることは無くなりました。

 品番 : 34910-06B00  ケ-フ″ルアツシスピート″メータ 価格3,510円(2015年9月時点)

 

 長さ不足を補う手段として延長ケーブルなるものを追加するのも手だと思います。

 

 前回の記事でも書きましたが、メーターギアのケーブルとの勘合部分は樹脂製なので、頻繁なケーブルの着脱は控えた方が良さそう。その為にも延長ケーブルを組合せておいた方が良いと思います。

 

 

GSX1100S ファイナルエディション(FE)のメーターケーブル

 カタナのメーターケーブルはGSX-R(GU74)のメーターギアには付けることができないのですが、ファイナルエディションはメーターケーブルが変更されているようで、取り付けが可能だそうです。「酒屋トラック」さんという方がコメント欄に書き込んでくれました。

 品番:34910-08C00 ケーブルアッシ、スピードメータ (価格は2,000円位だったとのこと)

 これなら長さもピッタリなはず。このケーブルを使うのが一番でしょう。

 言い換えると、FEはメーターギアも他のカタナとは違う、という事になりますね。
 しかし、なぜFEでわざわざ変更したのか不思議に思います。

 

 

GSX-R400(GK71B)のメーターケーブル

 ジャンクパーツを保管している箱をあさってみたら、以前、ネットオークションで入手したメーターケーブルが出てきました。 

 メーターギアの挿し込み部分形状が同じ形状のようだったし、安かったので何かあった時に応急処置的に使えるかもと考えて落札したもの。ずっと仕舞ったままで半分存在を忘れていました。

 が、今回訳あってカタナに取り付けてみたところ、メーターギアとの勘合もピッタリで、ケーブル長も今迄付けていたGSX-R1100のものより少し長く、十分な長さであることが分かりました。(長さはおよそ93cm)

f:id:sword749:20151004092123j:plain▲これだけ余長があればジャッキアップしても大丈夫だと思われます。

 

 

 因みに、GK71Bという型式のバイクは1984年式のもの。もう大昔のバイクですが、メーターケーブルとかパーツ類は結構出品されています。100円くらいで出品されていることもあるので、機会があれば入手してみるのも良いかもしれません。

 

 <以上>