オンネトーから国道241号線を西へ。
悪天候に崇られ続けた昨年のツーリングで最も好天の下で走ることができたルート。今回も安定した天気で気分良く走っていると、「とうきび」の幟や看板を掲げた野菜の直売所が目に入りました。
今回のツーリングではまだ茄でとうきび(とうもろこし)を食していません。美瑛で美味しい茄でとうきびが食べられるので、それを楽しみにしていたのですが美瑛には行けなくなったのでここで食べていくことにする。
因みにここの直売所は以前のツーリングで寄った直売所のすぐ手前にありました。
とうきびは普通の黄色いのと白いのとの二種類。白い方を買ってみる。
お店のベンチには他にお客はおらず。お店の大きな犬が一匹寝そべっていました。すぐ近くのベンチに腰掛けてもこちらをチラ見しただけで全く興味を示さずにうたた寝をしております。老犬なのだろうか?無理に構うのは止めておく。
白とうきびは甘さが際立ちとても美味しくペロリと平らげました。これだけ美味しいのなら黄色い方も期待できるだろうとそっちも買う。
こちらはとうきび本来の味と香り。味が濃くて甘みもありこちらも大変美味しかったです。
ツーリングの目標の一つである、美味しいとうきびを食べる、も達成できました。
再び国道241号線を進み足寄町の中心部に入る。
交差点で信号が青になるのを待っていると、足寄出身の大スター 松山千春の家の看板が目に入りました。そういえばここにはまだ行ったことが無いような気がする。ちょっと寄ってみよう。
「千春の家」の家は看板の案内のとおり国道からまっすぐ進んだところ(徒歩でも3~5分位)にありました。
松山千春の大きな肖像画が掲げられているのでとても目立ちます。若い頃の髪がフサフサしていたころの画に加え現在の肖像画も加わっていました。
他に訪れている人はいないだろうと思っていたら意外にも先客が一人(石川ナンバーのバイクのライダーさん)。向こうも私がやって来て少々意外そうな表情をしていましたが、ライダー同士ということもあり自然と会話が始まりました。
驚いたのは、この方の中学(高校だったかな?)の同級生が松山千春の自伝の映画の監督をやられたそうです。
北海道にツーリングに行くならぜひ千春の家も見てこいと言われたとのこと。映画は御覧になったのですか?と訊いたらツタヤでDVDをレンタルしようとしたらそのお店では取り扱っていなかったので、Amazonで購入して見たそうです。自分も見てみようと思う。(注.今まですっかり忘れていて、まだみていませんでした。)
「松山千春の家」の次は何となく道の駅「あしょろ銀河ホール21」に寄る。ここは元々JR線の足寄駅だったところです。
ここのー押しも松山千春。専門のコーナーがありリリースしたレコードがずらりと展示してありました。結構立ち寄る人が多かったです。
先ほど「松山千春の家」で会った人が言っていたのはこの映画ですね。
ここの道の駅に隣接している駐車場にはちょっと目を引くクルマがありました。タイヤの空気は抜けており長いことここに放置されているのでしよう。
このクルマは何だ?と近づいて見てみたら、何とマツダのRX-3でした。“SAVANNA”(サバンナ 懐かしい!)のエンブレムも付いてありました。
ロータリーエンジンを積んだステーションワゴンなんて今となっては貴重なクルマだと思うのですが(RX-3自体が貴重ですが)、雨ざらしとはもったいないです。
今までほとんど素通りしていた足寄でしたがなかなか面白かったです。
<続く>