先日、ユーザー車検で継続検査をパスした我が1100カタナ号。
今まで全てユーザー車検で通していますし、1100の前に乗っていた750カタナも全てユーザー車検でした。
なので結構な回数の車検を行っております。
で、回数をこなせば何かしらの出来事が生じるわけで。今振り返ると面白い出来事だったと思えるエピソードが結構あるので紹介したいと思います。
今回はまず軽いところから。
あんなバイクでも車検とおるんだ!?
初めてユーザー車検に臨んだ頃の事です。(その時は750のカタナでした。)
事前調査でユーザー車検は決して厳しくみられるものではない、ということは分かっていたのですが、自分のカタナは当時からあちこちカスタムを施していたので何か指摘されたりしないだろうか...と結構気をもんでいました。(フル・ノーマルであればそんな心配は無いのですが。)
そんな不安を抱えながら検査待ちの列に並んでいたら、列の先の方にコテコテにチョッパーにカスタムしたバイクがいました。原型など分からないくらい。
街中を走っているとたまに「あのバイクは車検どうするんだろう?」っていうバイクを見かけることがありますが、そんな感じのバイクです。
でもそのバイクは普通に検査をパスしていき、軽く衝撃を受けました。
ああ、あのバイクでも検査通るなら自分のカタナは絶対に100%大丈夫だ、と心配が自信に変わった瞬間でした。
ハンドルロックお願いします
ユーザー車検を始めた頃はハンドルロックの確認はされませんでした。
今から思うとかなりアバウトでした。
しかし数回目の車検のとき、外観検査の最後で検査官から「ではハンドルロックをお願いします」というまさかの一言が。
えっ!ハンドルロック確認するの?!
先日の車検記事で書いたようにカタナのハンドルロックは独特の機構となっています。そして面倒ということもあり普段はカタナのハンドルロックをすることはありません。
ユーザー車検を始めた頃はちゃんと事前にハンドルロックの確認をしていたのですが、このころはすっかり油断して怠っていていました。
ハンドルロックのキーは持って来ていましたが、数年ぶりなので当然もたつきます。
キーシリンダーを押してから回すんだったけ?それとも回してから押すのか?
なかなかロックをかけれずにいて検査官の目が険しくなり「どうしました?」と身を乗り出してきたその瞬間、奇蹟的にロックがかかりました。
(正解は、キーシリンダーを左に回した状態で押して右に戻す、でロックされます。)
いやあの時はかなり嫌な汗をかきました。それ以来、車検前の整備、点検と共にハンドルロックの予行練習は欠かさなくなりました。