ウオタニの取り付けで問題なのはコントロールユニット(イグナイター)の取り付け場所です。
普通に考えればノーマルのイグナイターが設置されていたところに両面テープで貼り付けるのが手っ取り早いのですが...
イグナイターはバッテリーケースに取り付けているのですが、そのバッテリーケースの形状がこのような形状で、
両面テープで貼り付けるにしても何かしらブラケット的なものが必要。それとそもそもここだとコントロールユニットのダイヤルの操作が難しいです。これはちょっと不便すぎます。
いろいろ設置場所を検討してみたのですが、
V-UP16やMSAを設置している場所が一番良さそうという結論に達しました。ひとまずV-UP16やMSAは撤去します。
V-UP16を設置するために作ったのと同様に有り合わせの材料でブラケットを作りました。
コントロールユニットはベルトで固定するようにしました。なかなか良い感じではないかな?
V-UP16/MSAの設置用のブラケットを取り外し、
ウオタニ用のブラケットを取り付けます。
そうそう、邪魔なリミッターカットも撤去しました。
スピード・リミッターの解除が目的ではなく、ノーマルイグナイターの悪癖である不可思議なトルクの谷*1を回避するために付けていたのですが、ウオタニのイグナイター(コントロールユニット)に換えることでこれは必要なくなります。スッキリしました。
コントロールユニットはきれいに収めることが出来ました。
荷物入れに活用しているエアフィルターのボックスにも干渉せずピッタリでした。
ここだとコントロールユニットのダイヤルもサイドカバーを外せばドライバーで動かすことができます。(後々、これはとても重宝しました。)
配線接続は、ノーマルイグナイターの代わりにハーネスコネクターやシグナルジェネレータのコネクターと繋げるだけです。
試しにエンジンを掛けてみると一発始動。タコメーターの動きも正常。
次は試乗です。
*1:国内仕様のカタナは、ある回転域で意図的に失火させているようで息つきのような状態になります。この仕様を知らなければ不具合と思えるほどの酷い点火制御です。スズキはよくもこんな仕様で世に出したものです。