大分ブログの更新が滞ってしまいました。何故か年末よりドタバタが続いていているもので。バイクはオフシーズンなので、今回はスキーネタです。
スキー板ってヘタリます。メーカーとかによっても寿命の差はあるようですが、概ね滑走日数70日くらいというのが目安らしいです。
板がへ夕ると滑走の安定感とかが失われてくるそうです。バイクのサスペンション(ショック)がへ夕るのと似たようなものでしょう。ただ、サスと違ってオーバーホールして回復させることは出来ず、使い捨てとなるのが悲しいところです。
スキ一板のヘタリについてはこちらに詳しく(スキー道具の中で最も高価な板が最も短寿命という事への嘆き悲しみ含む)書かれていますので興味のある方は読んでみてください。
私の愛用の板も今シーズンに入り久しぶりに滑ってみると何かおかしい。
足元の安定感があって私か持っている板の中で最も滑りやすく楽しい板のはずだったのに、随分と滑りにくい。
とうとうへ夕ってしまったのだろうか?ちょっと早い気もするけれど、この板はスキーショップの試乗会で使われた中古品を購入したもの。試乗会で酷使されたいたのかもしれないです。
未練がましく板をみていたら、ビンディングの固定が甘くなっているのに気がつきました。ビンディングのトゥピースをつかんで左右に傾けると僅かですがグラグラ動くのです。本来ビンディングは板にがっちり固定されているもの。
よく見るとトゥピースが固定されているプレート毎動いています。プレートが板から少し浮き上がっていて、それでグラつきが生じているようです。
滑りにくさの原因はこれかな?
プレートを板に固定しているネジを増し締めすれば解決かもと思いましたが・・・ネジの緩みは無し。
因みにプレート固定のネジはトルクスネジというちょっと変わったネジが使われていました。T25というサイズのドライバーが合いました。
ならば、とネジを抜いてプレートを外してみると・・・
板のネジ穴の周りが変形して富士山の火口のように盛り上がっていました.これが原因でプレートから少し浮いていたようです。
このネジ穴の周りを平らにすればプレートの浮きは解消するはず。
ネジ穴の周りを削って平らにし、念のためネジ穴には補強のためにエポキシを塗っておきました。
エポキシが固まってからプレート、ビンディングを取り付け。
プレートは板に大分しっかりと密着するようになり、トゥピースのグラつきも殆ど無くなりました。(僅かに動くことは動きますが。プレートそのものにも少々歪みが生じているようです。)
後日滑ってみると、滑走時の安定感が戻ってきたように感じました。リベアの効果はあったような気がします。(多分あると思う。)
でも板そのものの寿命が近づいているのは確かでしょう。この板は練習用とかのサブ機に回わそうと思います。
バイク弄りで鍛えた技術(?)を駆使してスキー板のリペア、メンテをして少しでも長持ちさせようと思います。