ブログに書こうと思ってまだ書けていないのですが、年末年始は志賀高原に籠りスキーをやっていました。
この年末年始は厳しい天候に見舞われました。降雪も凄かったし冷え込みも厳しかったです。
こんな状況ではブーツの中の足の冷え対策が必須となります。
以前書いたように「マスキー」なるブーツの保温カバーが有効ですが、それ以外にいろいろ試したのでちょっと紹介します。
①mont-be日のメリノウール配合ソックス
保温性に優れるということで購入したメリノウール配合ソックス。ただ、結論からすると自分には合わなかったです。
つま先とかかと部分に厚みがあり、タイトなブーツでは足が圧迫されてしまいました。そのため期待したほど暖かくは感じず。
もう少しサイズ的に余裕のあるブーツだと違った印象になったような気がします。
なお、肌触りや履き心地はとても良好でした。
(mont-bellの店員さんの説明でもメリノウール配合ソックスは蒸れたり水に濡れた状態でも肌ざわりが良いといっていました。当人も登山靴に穴が空いて浸水したことがあったけど、靴を脱ぐまで気が付かなかった事があると言っていました。)
②靴下用カイロ
以前ブログのコメントでお勧めされた靴下用カイロを使う冷え対策。
この年末にナイタースキーで試してみたのですが大変具合が良かったです。暖かさは十分で熱過ぎることもなく丁度良かったです。寒いナイタースキーでもマスキーを装着せずに快適に過ごせました。
ブーツの履き心地が気がかりでしたが、意外な事に全く気にならず。カイロはかなり薄いのでブーツと足のフィッティングに影響はありませんでした。
ちょっと残念なところは暖かさが7時間しか持続しない事。リフトスタート(8:30)からリフトストップ(16:30)までは時間が足りず、最後は足が冷えてきました。*1
③インソールのアルミテープ貼り付け
インソールの裏側にアルミテープを貼り付けてみました。
これはアルミを蒸着させた断熱シートのような効果が得られるのでは?と期待してのこと。我ながらナイスアイディア。
しかし意気揚々とゲレンデに出たもののちっとも暖かくない。というか....むしろ足が冷えているような。
どうもアルミテープが熱伝導材となって足の温度がブーツの外へどんどん放熱していたようです。即アルミテープは剥がしました。
④インナーブーツに靴下を履かせる
これは保温性というより、インナーブーツのシェルへの出し入れをしやすくするためにやったものです。実際、スムーズに出し入れできるようになりました。
で、ついでに保温性もアップするのでは?と期待したのですが、結果は逆でした。
靴下を履かせることでインナーブーツとシェルの間の密着が良くなり、足の熱が外へ逃げすくなったのだと思います。フォーミングブーツが冷えるというのはこういう理屈なのかもしれません。
なお、靴下はなるべく薄いものを選んだのですが、それでもブーツの中はだいぶタイトに(窮屈に)なりました。
インナーブーツのシェルへの出し入れをしやすくするためならタイツが良いそうですが、ブーツと足のフィット感に欠ける(緩い)と感じる場合、あえて靴下を履かせるのも有りかもしれません。
こんな感じでいろいろやってみました。結果的に失敗の方が多かったですが、楽しめ(?)ました。