自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング6日目(パート1 麓郷にて)

 朝の天気は快晴。旅の最終日にして天気が良くなるのは旅のあるあるです。

 

 初めて来たキャンプ場でもあるし、早朝のキャンプ場を散歩がてら一回り。

 

 

 今日の朝食は趣向を変えておにぎりとインスタント味噌汁。

おにぎりも味噌汁も食べ終えた図ですが。。。

 

 今日は夕方までに苫小牧港に着けばよいのでキャンプの撤収ものんびり。

 隣のテントの人と話をしてみると、この人もバイクとキャンプは初心者でいきなり北海道へやってきたという。すごく慣れているように見えたのだが。そしてこの人はクルマ歴が凄くてエスハチ*1に乗っていたそうで、他にもホンダのビートにも2度乗っていたというかなりのエンスー。バイク(上の写真でカタナの隣のハンターカブ)もさりげないカスタムが施してあったり、話すといろんな話が出てくる。北海道ツーリングに来る人って ”濃い”人が多いのだろうか。隼さんも加わって楽しい一時になりました。

 

 さて今日はどうするか。雨の心配は無さそうだし時間的余裕も少しあるので多少は観光もできるだろう。美瑛の丘を少し回り、美味しい茹でトウモロコシを食べ、「北の国から」の「麓郷の森」に寄ることにする。

 

 

 キャンプ場を出てまずは隣の東川町を見てみる。この町は移住者してくる人が多いという事で注目されている町。その町の魅力って何なのか見てみたいと思ったのだが、やはりバイクで流しただけでは何も分からなかった。田畑が広がる景観はきれい。富良野も似たような地区があってきれいな風景だなと思っていました。もっと時間をかけて過ごしてみたかった。

 

 東神楽に戻りホクレンで給油してから美瑛に向かう。昨日まずまず調子良かったエンジンはまたグズつきが大きくなってきました。ゆっくり走っていると(エンジンの回転数を下げていると)どうもいけない。この辺りは道東方面に比べると国道も裏道も交通量が多いのでどうしても速度はゆっくりになってしまいます。

 

 

 美瑛ではNEWカタナ(とGSX-S)のツーリストがいた。猿払から網走に向かって走っていた時に見かけた人達かな?と訊いてみたらやはりそうだった。NEWカタナのライダー君はやはりカタナが大好きだそうで私のカタナにも大興奮していました。二人も今日の大洗行のフェリーに乗るという。また苫小牧で会いましょう。

 

 

 エンジンの調子が悪くなってきたので、美瑛の丘巡りは止めて麓郷に向かう事にする。国道ではなく道道966号線(「青い池」のある道路)を通る。こちらの方が距離的に近いはずだし、茹でトウモロコシの美味しい野菜の直売所はこの途中にある。

 しかし、その直売所は閉鎖されていました。コロナ禍の影響なのだろうか。ここの茹でトウモロコシは素晴らしく美味しくて(私が食べてきた中で一番だと思う)久しぶりに味わおうと楽しみにしていたのに。和琴湖畔のキャンプ場といい今回のツーリングでは愕然とすることが多い。



 「青い池」には寄らず、さっさと麓郷を目指す。ナビに導かれて道道253を通って上富良野に入り、

これは「青い池」方面から上富良野に向かう途中です。前方の丘の花畑が鮮やかできれいで撮ったのですが、写真ではよく分からないですね。

上富良野駅にもとりあえず寄りました。

これは上富良野から中富良野方面へ向かう途中。道の両側には広い田畑が広がります。
東川町もこんな風景でした。

 

 何となく癒しを感じる風景を楽しみながら麓郷の森」に到着。

 

 

 今回ここに来た目的は「北の国から」のCDを買うため。以前来た時も案内所兼グッズ売場で「北の国から」のBGMが流れていて、やっぱ良いよなぁ~と思いつつも買わずに帰っていたのが心残りになっていました。もちろんAmazonとかでも買えるけど、買うならここで買いたいとずっと思っていました。

曲は素晴らしいのですがジャケットがなんか暗く感じるんですよね。。。

 

 

 案内所は以前と変わらぬ様子。若い女性と二谷英明(以下、二谷氏)のような初老の渋い男性スタッフがいました。「どうぞ(商品)ご覧になってください」と穏やかにを声をかけてくれる。

 「北の国から」のグッズは益々品数が増えて充実しているように見えました。五郎さんのニット帽とかちょっと欲しくなる。CDもある。二谷氏にここにこのCDを買いに来た旨を言うと喜んでくれた。

 二谷氏は”超が付くほどのバイク好き”(本人談)だそうで、駐車場に入ってくるバイクはいつも見ているそうです。

 

 自分の他の客は居なかったのでしばらくバイクの話をしていたら、二谷氏は「同じバイク乗りのよしみという事でこれを差し上げましょう」と業務ノートに挟んであったA4サイズの紙を取り出しました。

 「北の国から 2002 遺言」の五郎さんの遺言の言葉を、原作者の倉本聰さんが直筆した物のコピーとのこと。グッズ売り場には額に入った「黒板五郎の遺言状」が売られていますが、その元となったもの(のコピー)だそうです。 

 貴重な品なのか、そうでもないのかよく分からない感じもするが、

「倉本さんの字は愛嬌のある字ですが、書いてある内容はとても味わいのある良い事が書かれていますよ。(自宅の壁とかに掛けて)折に触れて読んで下さい。」

 思いもよらぬものを頂き、とても嬉しかったです。

 

 

帰宅後、(安物ですが)額に入れて飾っています。

 

 

 (もう少し続きます)

 

 

 

 

 

*1:ホンダが1960年代に販売したスポーツカーです。