自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(七日目③)

久しぶりに「石の家」を見に行きます。そばに「黒板五郎の墓」があるらしい。Iさんが五郎の墓参りに行くと言ってたなぁ。売店で入場料を払って敷地内を歩いていくと「石の家」がみえてきた。

 

先ずは五郎さん(それとも田中邦衛さん?)の墓参り。「北の国から」から随分と時間が経ったんだなと思う。

 


「石の家」の中は生活感が有って、本当に黒板五郎という人が住んでいたように思えてくる。



 

麓郷には「北の国から」のロケの家が幾つかありますけど「石の家」が感じるものが一番多いような気がします。これからもまた見に来ようと思います。

 

 

「石の家」を後にしてキャンプ場に向かう前に直ぐ近くの「ふらのジャム園」に行ってみる。初めて訪れたときはもっと小さな店だったけどすっかり立派な店舗になっています。

 

買い物するつもりは無かったけど、沢山の種類のジャムを見ているうちに「白ぶどう」と「キャロット」のジャムを買う。

 

 

麓郷から今日のキャンプ地に向かう。上富良野の「日の出公園キャンプ場」は大変な混雑で予約が無いと入れないとの話を聞いていた。でもそれは五日前。今日はあまり混雑していないのではないか?半分賭けだけど行ってみよう。

 

国道には出ずに麓の道を上富良野に向かう。少し日が傾いてきた晴天の下、素晴らしくきれいな景色でした。

 


「日の出公園キャンプ場」には17時過ぎに到着。読み通りテントサイトはかなり空きがありホッとして受付を済ませる。

 


しかしキャンプ場はかなり強い風が吹いていました。設営済みのテントがバタバタと波打つくらいの風が吹いている。風を少しでも避けるためか低地のサイトが混んでいて、普段は人気の丘の方のサイトはテントは少ない。

 

しばらく様子を見たけど風の強さは何処も大差は無さそうだし、夜には風がおさまると期待して丘の中段のサイトにテントを張ることにしました。見晴らしは良いし地面は平らで傾斜も無く整地されているので快適に寝られそうです。

 

風の強い時はヘタすると設営中にテントがコロコロと転がっていき、持ち主が必死に追いかけるというドリフのコントのような事態になります(私は二度ほど目の当たりにしたことがあります)。

こういうときは先にペグで固定すればOK。グランドシートとインナーテントを敷いてペグを打って地面に固定してからポールを立てていけばスマートに設営できます。

このようにテントが歪むほどの風でした。

 

テントを設営したらマットや寝袋を広げ、椅子やテーブルも組み立てる。ランタンを出したらマントルが割れて落ちていたので新品のものに付け替えて空焼きする。



 

キャンプの準備が整ったら早速「フラヌイ温泉」に入浴に行く。足袋のようなアクアシューズでペタペタと10分ほど歩いていく。(バイクで行くか歩くか微妙な距離です)

 

久しぶりにフラヌイ温泉の冷泉を楽しみました。この30℃くらいのちょっと冷たいと感じる湯が気持ち良いのです。日の出公園キャンプ場に泊まるのはこのフラヌイ温泉が楽しみだからという理由が大きいです。

 

温泉を出て近くのセブンイレブンで買い物。今日が北海道での最後の夜だからとサッポロクラシックを買う。(結局なんだかんだと理由を付けながら毎日酒を飲んでしまいました。)

 

キャンプ場に戻ると期待どおり風は殆ど止んでいた。テントに戻って遅い夕食の準備をする。今夜は今ツーリング2回目のカレーライス。

 

ごはんが炊き上がるのを待ちながらビールを飲み、まったりとした時間を過ごす。

いつもなら最後のキャンプの夜は、ツーリングもお終いかぁと名残惜しい気分になるものだけど、今回はあまりそういう感じはない。もう十分走ったという満足感がある。

 

他のテントは既に寝ているところも多い様でキャンプ場は結構静かなのでスプーンやフォークで物音を立てぬように気を使いました。

 

 

 

ラジオを聴きながらゆっくりお酒を飲んで就寝。

辺りは秋の虫の音が響いていてもう夏も終わりなんだなぁと思う。

 

(八日目に続く)

 

【本日の走行距離】 206km