自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です (【当ブログはアフィリエイト広告を利用しています】)

スキー板の試乗会(後編)

 志賀高原での来季のスキー板の試乗会の続きです。

 

FISCHER RC4 WC RC PRO M-PLATE 175cm/R18

 

 他の試乗した板に比べるとあまり印象は残っていないです。滑りにくいという感じは無かったですが、面白いという印象も特に無し。 HEADのe-GSと似たような感想。この板ももっと締まったバーンを高速で滑ったらまた違った印象になったかもしれません。

 どうも私は(今のところ)大回り板はあまり好みではないようです。

 

 

HEAD e-RACE PR0 165cm/R13.9

 

 競技系の小回り板。HEADは他にも基礎スキー系のモデルとかこれを含めて3種類ほど小回り板がありましたが、店長はこれが一番良いと勧めていました。競技用の板ということもあり、ターンで板が下(谷側)を向いてくれるそう。

 下を向いてくれるって? 言っている意味が良く分からないまま滑ってみるとHERO MASTERよりもずっと板の操作がし易くスムーズにターンが出来る。そしてターン後半の山回りで板が回り過ぎないので次のターンにスムーズに入っていけます。成るほど、板が下を向いてくれるというのはそういう事なのか。確かに他の板ではターン後半で必要以上に山側に切り上がろうとするのがあります。

 

 なんだか自分が上手くなったような気になりました。私はブーツはHEADのものを使っているので、板とブーツが同一メーカーなので相性が良かったのかもしれません。

 

 

 こんなところです。

 他にもFISCHERのRC4 SCとかVOlklのRACETIGERとかの小回り板はありましたが、試乗はパスしました。今までに何回か試乗した感じだと軽快にクルクルと小回リターンする板で、あまり自分の好みではなかったので。

 

 今回の試乗会ではATOMICやSALOMON、OGASAKAはありませんでした。ROSSIGNOLもHERO MASTER以外は無し。ちょっと残念ですが、まあ試乗板が沢山あっても試乗の時間が足りないので丁度良かったのかもしれません。

 

 

 私は普段はROSSIGNOLのDEMO ALPHA TI LTD (166cm/R13)を使っています。

 小回り板ですがどっしりとした安定感があり、小回りから大回りまで安定して滑られます。DOBERMANN SLRとちょっと似たところがあるかもしれません。試乗の感想は自分の板が基準になるので、別の板を使っていたらまた違った感想になったと思います。

 

 因みにこのDEMO ALPHAも試乗会で見つけた板。たまたま試乗したら凄く乗り易くて楽しくて、試乗している段階で絶対に買おうと決心していました。他にもいろいろな板を試しましたが断トツに気に入りました。

 

 

 今回の試乗ではこんな風に欲しくなった板は無かったですが、それで良かったかもしれません。

 何しろ値段が高い!来年モデルは値上幅がかなり大きくDOBERMANN SLRやe-RACE PROなどは22万円!(税込み)。今季モデルより4~5万円上昇しているような。スキー板は年々値上がり傾向でしたが4~5年前に比べると7~8万円くらい値上がりしてしまったと思います。

 まぁスキー板は運が良ければかなりの値引きで購入できる可能性もありますが、それでもちょっと手を出しにくい価格になってしまいました。

 

 22万円あったら何か買えるだろう?55インチくらいの4Kテレビが買えそうです。

 FCRやTMRキャブレターや、オーリンズのサスペンションも余裕で買えそう。ウオタニの点火システムなど安いものだと思えてしまいます。

 

 そんなわけで今回も楽しかったですが、板の値段を見てショックも受けた試乗会でした。

 

 (終わり)