ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅷ LTD 166cm/R=13M
今回の試乗の大本命。愛用しているDEMO ALPHA LTDの後継モデルで、これを試したくて試乗会に来たようなものです。
プレートとビンディングがDEMOと同じルックのR22プレートとSPX12。滑ってみた感じでも似たような性格に感じました。足元のしっかり感があり、かつ板の操作がしやすい。ただこの雪のコンディションではそれ以上の事はよく分からず。
ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅷ KONECT 166cm/R=13
LTDと板は同じでプレート無しでKONECTビンディングのモデル。せっかくなのでこちらも試しました。
プレートが無い分、板が良くたわむのが分かります。同じ板でもかなりマイルドな乗り味です。プレートの有無の他にビンディングの違いによるものも大きいようです。
とこんな感想しか残りませんでした。もっとまともなコンディションで試乗したかったです。
幸い試乗会は翌日(日曜)も開催されるとのこと。そして翌日曜はすっきりとした晴天になりました。バーンコンディションは昨日より遥かに良い。それで再度SUPER VIRAGE Ⅷ LTDを試乗させてもらいました。
改めてまともなバーンコンディションで滑ってみると、DEMO ALPHAとの違い(進化)が感じられました。
明確に感じたのはターン時にスキーのトップが雪面に食いつく感じ。板を傾けるときれいにターンしていきます。それでいて板の操作のしやすさはDEMO ALPHA(旧型SUPERVIRAGE)を引き継いでいる感じ。自分の腕前(脚前)でも小回りから大回りまでターン弧は自由自在。
急斜面のバーンでも試してみたくなり隣の「一の瀬ファミリー」スキー場に移動して滑ってみましたが、上部の急斜面でも自分のDEMO ALPHAより確実に滑りやすく、これ良いな~って思いました。ちょっと欲しくなりました。試乗してみて良かったです。
試乗してこんな風に思った板は久しぶり。どうも自分にはロシニョールの板の特性があっているのかもしれません。
因みにお値段は178,000円(税込みだと195,800円)。前回好感触だったHEADのe-RACE PROやNORDICAのDOBERMANN SLRに比べると安いと感じてしまいますが、おいそれと手を出せる金額ではないですね。
余談ですが、最近は製品に ”DESIGNED IN ○○○” といった表記がなされることが増えてきたようです。ロシニョールの板も ”DESIGNED & ENGINEERED IN FRANCE” と表記されています。やはり "MADE IN SPAIN" だけでは如何なものかと思うので、良いのではないでしょうか。
(終わり)