先日、スキー仲間の方から(志賀高原の)高天ヶ原スキー場でロシニョールの来期(23-24シーズン)モデルの試乗会があるとの情報を頂き行ってきました。
現在私の愛用している板はロシニョール。ロシニョールは2022-23モデルでフルモデルチェンジしているのですが、ここ2年ほどはロシの試乗の機会に恵まれておらず、ニューモデルがどんな滑りの板なのか試せておらず。なのでこれはまたとない機会です。
ただ開催要領とか詳しい事は分からなくて、事前申し込みとかもせずいきなり行って試乗させてくれるのだろうか?ちょっと心配もありましたが、当日現場に行ってみるとあっさりと試乗させてくれました。
訊くとショップ系の試乗会ではなく、ロシニョールが開催するものでロシニョールのスキー板を広く体験してもらうための試乗会とのこと。試乗した後も購入を勧められるような雰囲気も無く気楽に試乗することができ良かったです。
ただ、当日(土曜日)はコンディションが悪かった。湿った重い雪(霙の一つ手前)が降っており、未明から積もった雪がそのまま(ゲレンデオープン前の圧雪無し)だったので、ゲレンデはボコボコに荒れ放題。おまけにゴーグルに付いた雪はすぐに解けて水滴となり視界が悪い。
板の性能を確認するどころか転倒せずにゲレンデを下りる方に神経を使いました。バイクで大雨の日に峠道を走っているような感じです。
なので、試乗してもどんな板なのか正直言ってよく分からなくて、大雑把な感想程度のレビューとなっています。
ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅶ OVERSIZE 170cm/R=13M
一番試乗したかった板が出払っていたのでとりあえず試したのがこちら。
センター幅が75mmと普通の基礎スキー板よりちょっと太いモデル。
こういった荒れたゲレンデでは少し太目の板が滑りやすく感じました。マイルドな特性で乗りやすい。170cmでR13という小さめのサイドカーブの為か結構回りやすく感じました。
ただ固く締まったバーンをスピード出して滑ると物足りなさも感じそうだとも思いました。
DYNASTER SPEED OMEGLASS MASTER 165cm/R=13M
続いて試したのがロシニョールと同じグループのディナスターの板。ちょうど基礎系/スラローム系の板は殆ど出払っていて、これくらいしか滑ってみようと思う板が無かったので。
ルックのR22というレース用プレートの付いた板で、小回り板らしく回頭性が良いように感じました。ビンディングはSPX12とSPX15のものがあるらしいですが、どっちだったかは未確認。多分SPX12ではないかと。
先日試乗したロシニョールのHERO MASTER STに近い乗り味に感じました。ただ、あれよりは乗りやすいような気もしましたが、雪のコンディションが違い過ぎるので何とも言えません。
ROSSIGNOL SUPER VIRAGE Ⅷ OVERSIZE 164cm/R=12M
先程試したOVERSIZEの上位モデルとのこと。ビンディングもより強力ななもので “こっちの方がより雪を噛んでくれるはずです” (スタッフさん)とのこと。
SUPER VIRAGEシリーズの来期モデルは末尾がⅧとⅦの2グレードがあり、Ⅷの方が上級グレード。因みに今期モデルはⅤ/Ⅵ/Ⅶの3つ。モデル名がSUPER VIRAGEになってからグレードの見分けが分かりにくく感じます。
滑ってみると確かにⅦより板の反応がしっかりしていていい感じ。もう少し長目の板で試してみたかったです。
(続く)