自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(二日目①)

いつものようにスマホの目覚ましが鳴る前に3時過ぎに目が覚める。周りの乗客は既に起きている人もいて人の動きが感じられる。いつものようにもうすぐ小樽港に到着することを知らせる船内アナウンスも始まる。ゆっくりで落ち着いた控え目で癒し系のアナウンスで目覚めの頭に心地よい。

小樽港到着は430分、バイクの下船は乗用車の後だからゆっくり準備できる。

 

外のデッキに出てみると所々青空も見えて小樽の天気は上々っぽい。今日は北海道は殆どが曇りの天気予報だったはずだけど、今の時点でこれだけ天気が良いならかなり良い天気になるかも。 

 

ジーンズを履きライディングブーツを履いて荷物を纏めてホールに出る。

 

既に乗用車の下船は始まっているのでここにいるのは殆どがライダーです(自転車の人もいる)。
毎度の事ですが、ニコニコ笑っている人は殆どいなくて、ちょっと表情の固い人の方が多いと思います。もちろんワクワクはしているのだろうけど、ドキドキ感の方が勝っているのかもしれません。でもこの空気感がなんとも言えず良いのです。

 

やがて「お待たせいたしました。これよりオートバイの・・・」というアナウンスが流れ、皆一斉に車両甲板に向けて動き出す。

 

車両甲板で沢山のバイクが出発準備をしている様は壮観です。

 

混乱もなくスムーズにバイクは下船していきます。強いて言えばタラップを下るところがちょっとリスクがあるので係員が一台々の間隔をあけてスタートさせています。自分の番が来て係員の「はい、どうぞ」でバイクを発進させる。ツーリングが始まったと感じる瞬間です。

 

下船したら乗船していたフェリー「あざれあ」をバックに記念撮影し、積んでいる荷物の再点検。

 

そうしたらフェリーで隣りのベッドだった人(Iさんという)がいて、ちょっとお話したら今日は一緒に走らせてほしいとの申し出が。Iさんは今回は特に計画を立てていないとのこと。

そんな訳で一緒に走ることになった。今日の目的地は宗谷を経由してクッチャロ湖です。

 

 

走り出してやはりスプロケットの減速比が大きいな、と感じる(ただこれはやがて慣れて違和感はなくなった)。それ以外は問題無しで快調。

早朝の小樽の街を抜けオロロンラインを走る。去年と同じガソリンスタンドで給油し、隣のセイコマセイコーマート)で最初の休憩をする。

 

 

次の目的地は留萌駅跡。廃線になったそうだがどうなっているか。

道路標識には未だ「留萌駅」の表記が残っているところもあったけど、やはり留萌駅は完全に閉鎖されていました。駅の中にあったそば屋でにしん蕎麦をまたまた食べたかった。

 

次の目的地は羽幌の「北のにしん屋さん」。海鮮丼を食べるのだ。

が、出発した直後に留萌駅跡の近くに人気の海鮮屋があることを思い出す。お客の姿も見えた。う~む、まぁいいか。

 

しかし今日は予報を裏切り天気が良い。左手の海前方には焼尻島と天売島が見えるし利尻島利尻富士)まで見える。

快晴で素晴らしい景色です。

 

ところが途中で「北のにしん屋さん」の営業開始が11時からであることに気づく。このままだとかなり早くついてしまう。

それで三毛別の羆襲撃事件の跡地に寄ることにする。S氏と訪れて以来だから8年ぶりか。

相変わらずいつクマが出てもおかしくない感じの所でしたが、この日は訪れる人が多くて安心できました。

 

三毛別で時間調整して「北のにしん屋さん」に着いたのは11時ちょっと過ぎ。既に駐車場は一杯の盛況ぶり。でもそれ程待つこともなく海鮮丼にありつけました。

 

この後は一路オロロンラインを北上。ホクレンのガソリンスタンドで給油しフラッグも買う。300円かぁ高くなったなぁと思う。

ここで22.6km/Lという燃費が出る。

 

 

(続く)