自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2日目(パート2 増毛の甘えび汁)

 北海道に降り立ち一旦バイクを止めてもう一度荷物を確認し、ナビのスマホをセットして出発。曇り空で涼しいけど湿度のある空気の中を走り出します。

 

いつもなら奥にあるGSが営業しているのですが...

 

 まずはガソリンタンクを満タンにしておきたい。いつもならフェリーターミナル正面のガソリンスタンドで給油していたのだけど、今日はまだ営業していない。ここだけでなく他のガソリンスタンドもことごとく閉まっている。前はもっと開いていたのに。これが今回感じた今までのツーリングとの違いの一つ目でした。

 

 国道5号を暫く進んでから国道237号に入って石狩方面へ。ここで「オロロンライン」という看板を見かける。へ~この辺りからそうなのか。それにオロロンラインという名称もだいぶ一般的になったものだ。

 

 石狩を暫く走ってようやく営業しているガソリンスタンドを発見。給油していると他のバイクも続々と入ってきた。

 

 給油後、近くのセイコーマートで最初の休憩し朝食とする。鮭のホットシェフおにぎりと「釧路風ザンタレ」というご当地おにぎり。美味しかった。



 同じフェリーで小樽に上陸したらしいツーリングバイクが何台もいる。少し寒いので重ね着をしたりしている。自分もメッシュジャケットにインナーを取り付ける。寒いのを我慢して風邪をひいてはいけない。インナーはあまり使う事はないだろうと思ってシート下の荷物入れに入れていたので、シート上の荷物を一旦全部下ろす。荷物の積み下ろしも大分コツを思い出してきた。

 

 まだ早朝で曇り空なのでジャケットにインナーを付けたのは大正解。暑くも寒くも無く快適に走られる。

 

 走りながらふと「水曜どうでしょうハウス」に寄ってみるのも悪くないな、と思う。どこだっけ?確認するために目についた道の駅「あいろーど厚田」に入る。

 

 スマホで調べると、場所は赤平で入場料が必要で結構高いし入場できる時間帯も限られているらしい。う~ん、わざわざいく程では無いな。

 じゃぁ先に進むか、と思ったら隣に止めてあったZXRの地元ライダーさんに話しかけられバイク談義に。この方はカタナも持っているそうで、他にも結構な台数のバイクを所有されているらしい。FCRキャブレターのユーザーでもあるそうでバイクのメンテナンスやカスタムの話しで盛り上がる。旅の途中での話は楽しい。随分と話し込んでしまった。

 道の駅を出るとき、ZXRさんと話している途中に入ってきていたケンメリのスカイライン*1の前を通る。仲間内のミーティングらしい。”おお~ケンメリだぁ”と思いながら通ったら、向こうは”おお~カタナだぁ” って感じでこちらを見ていた。

 

 

 バイクの調子は悪くない。昨日発生したタコメーターの針の動作不良は発生していない。一般道では問題は出なさそうで一安心。

 反面、走りのフィーリングに昨日までのウキウキするような軽快さが無い。調子が悪いわけではないのだが。気温の差でキャブレターのセッティングが微妙に外れたのだろうか?

 

 

 ちょっと缶コーヒーが飲みたくなったのでセイコーマートにピットイン。すると昨日フェリーの乗船前にお喋りしていた方(ヤマハのBOLTだったと思う)が居た。やぁまた会いましたね。北海道上陸初日はこういう事がよくあります。

 

 

 

 浜益を過ぎると自分的に好きな景色の道が続きます。きれいな海と自然の厳しさも感じる丘陵の緑が見ごたえあります。トンネルも多いけど走っていて楽しい。オロロンライン場所によって趣きの異なる風景が楽しめます。この辺りの夏の天気の良いときの風景は素晴らしいです。

 

 

 しばらく走っていると段々青空が広がってきました。先の方も晴天っぽい。天気予報よりも良い天気になりそう。

 気分良く走っていると増毛に入る。折角だから増毛駅跡に寄って行こう。

 

 着いた時にはもうすっかり青空になって夏の日差しで暑い!バイクを止めるなりジャケットのインナーを外す。

 ついでにバイクの調整。リアシートに荷物を積んでいるせいでフロントタイヤの荷重が少し足りないように感じたので、リアサスペンション長さをほんの少し伸ばしてリアの車高を上げてみました。

 

 

 ここでは給油した後に寄ったセイコーマートでお喋りしたBMW(確かR1250GS)のライダー夫妻が先に着いていた。(やはり今朝のフェリーで小樽に上陸し、タンデムでツーリング中。今日は稚内まで行ってその後は利尻や礼文に渡ると言っていた。登山も予定しているそうで奥様は「ほら!登山靴を履いてきてるんですよ!」とニコニコとっても楽しそうに話していました。)

 自分の方が「お先に」と出発したのにいつの間にか、というかZXRさんと話しをしていて追い越されたらしい。

 奥様から「甘エビ汁とても美味しかったですよ」お勧め頂く。

 

甘えび汁の鍋の前には瓶のジュースが並んでいるというレトロさが良いです。

 

 100円という値段も嬉しい。これは食べて(飲んで)いこう。

 

 100円なので大した期待はしていなかったけれど大き目のエビが3尾入っていて、エビの出汁が出ていてとても美味しい。これにおにぎりがあれば...

 これはお勧めしてもらって本当に良かったです。

 

 (続きます)

 

*1:「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチフレーズが付けられた1972年登場の日産の4代目スカイラインです。