自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(三日目②)

YZさんとは名寄でお別れ。今日はオホーツク海には出ず、このまま内陸を南下して層雲峡、石北峠を経由して北見の手前、留辺蘂でキャンプすることにする。時間的にはこの辺りが無理のないところとの判断。

 

このツーリングで初めてソロでの走行。昨日はIさんと走っていたし、ソロだと何だか味気なく感じました。

 

国道40号を進んでいくと旭川に近づいていくので少し交通量も増えてくる。午前中のようには走れない。でも比布付近で国道39号線に入ってからはまた交通量は減る。

 

 

上川でガソリンを補給。このあとしばらくはガソリンスタンドが無いのでここで入れておいた方が安心できます。

いつの間にか曇り空になっていて、層雲峡温泉のところで遂にパラパラと雨が降ってくる。カッパを着ようとバイクを止めたが、この先の空は明るいので雨は直ぐに止みそう。雨が止む方に賭けてカッパは着ずに再スタートしたら3分もしないうちに雨は上がった。

層雲峡温泉にはスキージャンプの高梨沙羅選手の実家が経営するセブンイレブンがあり、店はもうすぐ閉店することになったとの報道がありました。もし寄れれば何か買い物していこうと思ったが店は見つけられなかった。国道沿いではないのだろうか。*1

やがて層雲峡に到達。時間は押し気味だったけど折角なので滝を見ていく。層雲峡はちょっと薄曇りの方が滝がきれいに見えると思います。

 

 

層雲峡を後にして石北峠まで一気に上る。石北峠の駐車場はクルマやバイクは一台も居なくて閑散としていました。初めてここに来たときは沢山のクルマと観光客がいて、峠の売店もあって賑やかだったのに。駐車場は記憶よりも狭く感じました。

 

 

少し感傷に浸ってから今日のキャンプ地、留辺蘂の「つつじ公園キャンプ場」を目指す。初めて利用する。無料のキャンプ場で近くにはおんねゆ温泉もあるので楽しみ。

 

留辺蘂のちょっと手前で。

 

キャンプ場はおんねゆ温泉のよりちょっと奥の方にあって、ちょっとだけ迷ったけど無事到着。ファミリーキャンパーが多いがバイクも結構居る。

 

 

まずはどんなキャンプ場なのか把握しなければと思っていたら、近くのテントのライダーさんと目が合ったので訊いてみた。

キャンプ場は受付とか一切の管理は無いので好きなようにしていい。ゴミ箱は無し。入浴だが、キャンプ場手前にあるホテルは3軒とも今日は日帰り入浴は受け付けていないらしい。橋を渡った先にある「つつじ壮」というところで入浴できるそうなので自分もこれから行くところだ、と教えてくれた。入浴の情報を知れたのは良かった。訊いてみるものだ。

 

 

 

テントを設営して紅茶を淹れて一息ついたところで入浴と買い出しに行く。ちょっと距離があるのでバイクで行った方が良さそうだったけど、風呂に入った後はバイクには乗りたくなかった(ヘルメットをかぶりたくない)ので歩いて行ってみる。ただ歩てみると結構な距離でちょっと後悔した。

 

「つつじ壮」はこんな感じの旅館。スタッフさんは気さくで親切で居心地は良さそう。日帰り入浴も快く対応してくれました。

 

風呂場は私好みのひなびた感じ。湯はちょっと熱めの良いお湯でした。

 

 

湯上りにペットボトル飲料を飲んで一息ついてから国道沿いのセブンイレブンに行って夕食と明日の朝食の買い出しをする。今日はカレーライス。付け合わせにハンバーグとコールスローサラダも買う。キャンプ場でゴミは捨てられないので、ゴミが嵩張らないようビニールパックものを買う。

 

買い物をして唐突に腕時計のG-SHOCKが無いことに気づく。テントの中に置いてきたろうか?いや確か腕に付けてキャンプ場を出たはず。つつじ壮に戻り、忘れ物をしたようなので、と一声かけて風呂場に行ってみると脱衣かごに中にG-SHOCKが転がっていました。気が付いて良かった。

 

やはり歩いて行き来するには結構距離があったので、キャンプ場に戻った時は20時過ぎ。ランタンを点け急いで食事の準備をする。

米を炊きながらクッカーの上でレトルトのカレーとハンバーグを温める。今度は米の水の量を少し増やしたので上手く炊けました。どうって事のない料理だけど美味しかったです。

 

食後に蕎麦茶を淹れて飲む。微かに甘味があって美味しい。ラジオを聞こうと思ったけど電波が届かないようで断念。

 

暑くも寒くも無く、風も無くて穏やかな良い夜だでした。

 

(四日目に続く)

 

【本日の走行距離】 292km

 

*1:既に閉店していたようです。