自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

Day5-4 雨の知床 ~ 2019北海道ツーリング

 神の子池を出発して先に進む。

 が、腹が減った。国道の方に出れば何か食堂があるだろうから何か食べよう。道なりに進めば国道に出るはず。が何故か道に迷ってしまう。いつの間にか農道のような細い道に入っていた。どうもこの辺りの道路は複雑で分かり難い。

 

 幸い直ぐに国道に出られたけど食事処が全然見当たらない。仕方ないのでセイコーマートのパンやおにぎりでも食べて空腹をしのぐ事とする。しかもバイクを止めた途端、また雨がバラバラと降り始める。う~ん今日は全然天気に恵まれない。

 

 店内に入ってまず目に飛び込んできたのはレジの若い女性店員でした。髪をショッキングピンクに染め迫力満点。うわぁ...ちょっと怖そう。

 ところが会計では「雨降ってきちゃいましたねー。バイク大変ですね。気を付けてくださいね。」などと声を掛けてくれる。あれ?優しい良い子じゃないか。仕事ぶりもしっかりしている。S氏も感心していた。

 

 パンを食べてお腹が落ち着いたところで知床に向かって走る。S氏に先に行けと合図しても首を振って私の前に出ようとしない。やはり赤キップが効いているのだろうか。

 雨は止むどころか完全に本降りとなった。今年もまた雨か、一体何のために走っているのか?という気分になってくる。途中で止まって景色を眺めるなんて気にもなれずウトロの知床国設野営場までノンストップで走る。

 

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 こんな天気ではあったが、キャンプ場は混んでいた。バイクを止める場所に一苦労するほど。とりあえず管理棟に行ってみると「あー今日はね、もう混んでいるからそこら辺(キャンプ場出入り口の脇)くらいしか空いてないよ。早くしないとそこも埋まっちゃうよ」と受付を急かすように言う。まぁどのみちここでキャンプを張るつもりではあるがなんか感じが悪い。今までの管理人と随分感じが違う。経営者が変わったのだろうか?

 

 でも、実際にテントサイトに行ってみると結構スペースが残っていてテントを張る場所に困る事は無かった。

 幸いテントを張り終わった頃から雨が上がり始める。

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 エアマットを膨らませて寝床の準備をしていたら、マットの端がお餅のようにぷっくりと膨れてきた。ピローに続きマットもダメになったか...ピローとマットは購入して10年くらい経つが使用頻度はそれ程ではない。もっと長持ちしてほしかった。

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 風呂と買出しに出かける。直ぐ隣の「夕陽のあたる家」は宿泊者以外の入浴はお断りとの掲示がされていたので「夕陽台の湯」に行くと混雑中なので30分ほど待っていて欲しいと番号札を渡される。

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 混雑しているのは予想していたので、待ち時間の間に近くセイコーマートまで行って夕食の買出しをしてくる。

 買い出しから戻ってさほど待つことなくまずS氏、次いで自分の順に入浴案内される。(あまり大きな風呂ではないので、施設の方が入浴中の人数を把握して、定員を超えないよう入場コントロールをしていました。小さいながらも露天風呂もあるし、空いているとなかなか気持ちの良さそうな温泉なのですが。)

 

 風呂から上がりキャンプ場に戻って夕食。

 今日は稚内のときと同様に鍋キューブで煮込んだソーセージ入り野菜スープというか鍋みたいなもの。今回はカレー味である。それと今夜は飯を炊くのが面倒だったのでおにぎり。

 S氏の方はいつものように冷凍焼き鳥を炭火で焼いている。

 稚内のときは野菜の量が思いの他足りなかったので、今回は二袋を投入。それでも野菜は煮ると量は減ってしまう。鍋キューブ一つで丁度良い味の濃さ。とても美味い。カレー味と言う事もあってうどんも買っておけば良かったなあと思う。


 食事の最中にも時折雨が降ったり止んだり。明日は晴れなくても雨が上がってくれると良いのだが。

 

【本日の走行距離:236km】