自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(五日目③)

遅めの昼食を終えたあとこの後の行動を考える。

まず今日のキャンプ地。天気予報を確認すると明日はあまり天気は良くなくて特に太平洋沿岸側が悪い。霧多布岬は避けて別海のキャンプ場にする。

時刻は既に15時近くなのでもう今日のキャンプ地に向かおうか?と頭をよぎったけど、やはり納沙布岬まで行くことにする。

 

道道35号を根室半島の南側に進む。

 

市街地を抜けると左手に広大な原野が広がってくる。北海道でもかなり雄大に見える方ではないかと思う。特に天気が良い時の景色はなかなかのもので、初めて見て以来ずっと印象に残っている大好きな景色です。

 

 

納沙布岬の近辺は住宅街になっていてその先が岬。あっけなく到着した感じがする。(岬は何も無い最果てというイメージがあるので)

 

納沙布岬を訪れるのは久しぶりだが、こういっては何だがあまり感動は無い。
訪れるバイクはやはり多い。先程のRE-5も来ていたし(やぁどうも、とちょっと立ち話)、400のカタナもいた。ライダーは居なかったがもしかすると宗谷岬にいたカタナかもしれない。

 

 

土産物屋でちょっと買い物して納沙布岬を引き上げます。

 


帰りは半島の北側を走る。こちらの景色はさっきの南側とはちょっと違う。少し野付半島に似てるな~と感じた所もあった。

 

 

根室の市街地に戻りさっき走ってきた道を逆に走る。国道243号に入り北上する。この道も牧草地帯に真っ直ぐ道が伸びるという北海道らしい場所。ここまで来ればキャンプ場はもうすぐなので夕暮れの景色を写真に撮ったりしながら走る。

 

 

17時を少し回った頃「別海町ふれあいキャンプ場」に到着。

 

以前利用したときとは経営が変わっているようで、バイク専用のサイトができていました。コインランドリーがあるし売店には飲食コーナーもあって充実している。ゴミは分別廃棄でそれぞれ専用の袋を買わねばならない。でも一袋10~20円程度と良心的な価格。今日は立ち寄ったコンビニはことごとくゴミ箱が無くてゴミの処分に困っていたので、ゴミを心おきなく?捨てられるのはありがたい。

 

キャンプ場の利用説明を聞き、利用手続きをしてからまずは夕食の買い出しに近くのセイコーマートに行く。

昼食が遅かったので夕食は軽めに。店の中で食材を見ながら考えてうどんにする。チーズケーキが値引きしていたのでそれも買う。

買い物を終えてバイクに戻ったら、買い物帰りの女性がクルマの運転席から興味津々な表情で話しかけてくる。カタナのナンバーを見てここまでずっと走ってきたのですか?台風は大丈夫でしたか?

ここまでのツーリングの行程を話すと目を輝かせて羨望が混じったような表情で聞いている。バイク乗りでは無さそうだが旅好きな人なのだろうか。

まだまだ話をしたそうな様子だったが、あまり引き留めては失礼という感じで「ではお気をつけて。旅を楽しんでください」と言って帰っていった。

 

キャンプ場に戻りテントを設営。見たところファミリーよりもバイクツーリストの方が多くて(自転車ツーリストもいる)何となく居心地よく感じる。昨日の知床のキャンプ場より多いのではなかろうか。

 

 

紅茶を淹れてチーズケーキを食べて風呂に入りに行く。

風呂は公園の丘の上の方にある「別海町ふるさと交流館(郊楽苑)」という立派な施設にある。まだお腹は空いていないのでゆっくり風呂を楽しむ。

屋外の露天風呂では照明にスズメバチがやってきていて地元客のお兄ちゃんがタオルやサウナのマットで叩いて駆除に勤しんでいた。丁度目の前にきたスズメバチをタオルで一発で仕留めると「上手いですね~」と褒めてくれた。気さくに話しかけるフレンドリーなお兄ちゃんだった。風呂上がりには地元産のコーヒー牛乳を飲む。

 

 

暗い道をキャンプ場へ歩く。時刻は既に21時で、テントサイトでは恐竜のようなイビキが響いていたが、まだランタンの灯りが点いているテントも多い。

コインランドリーが空いていたので洗濯物を洗う。ここにコインランドリーがあることを知っていたら今朝手洗いなどしなかったなぁ。この際なのでジーンズも洗う。

 

洗濯機が回っている間に夕食(夜食?)の準備。クッカーでお湯を沸かし野菜炒め用のパックとウィンナーと鍋キューブを入れて煮込み、最後にうどんを投入。鍋料理のシメみたいなものの出来上がり。簡単だけど美味しい。

 

セイコマの格安輸入ビール(発泡酒)、ブランデー梅ソーダーを飲みながらうどんを食べる。いつも”今年のツーリングではアルコールを控えて健全な生活を”と思っているのだけれども、セイコマの魅力的な酒コーナーを見るとなかなかそれを実行するのは難しい。

 

洗濯が終わる時間を見計らい洗い終わったものを乾燥機に入れにいく。まだ起きている人も多くて2台の洗濯機と乾燥機は深夜までフル稼働だった。

 

乾燥機の洗濯物を取り込んで就寝。今夜も穏やかな良い夜でした。

 

(六日目に続く)

 

【本日の走行距離】 332km