一シーズンに一回はサンバレースキー場にあるカニクリームコロッケが名物のレストラン「グリーン」に昼ごはん食べに行きます。
サンバレースキー場は一番標高が低い方に位置するので、奥志賀や焼額山からだとまさに志賀高原の端から端への移動となります。それを全てスキーを履いたまま滑って移動できるのが志賀高原の凄いところ。*1さながら昼ごはんを食べに行くスキー遠足の様。
奥志賀からサンバレーへの移動は....
まず奥志賀高原スキー場の第4ペアリフトでゲレンデ最上部に上り、そこから焼額山への連絡通路を滑るというか漕いで移動(これがちょっと面倒)。
焼額山の第一ゴンドラ降り場へ移動したらパノラマコース~白樺コース*2の長いコースを一気に滑り、一の瀬山の神スキー場の第2リフト(これが遅いペアリフトで時間がかかります。因みに”第1”リフトは有りません。)で一の瀬ダイヤモンドスキー場へ。
一の瀬ダイヤモンドスキー場を滑り降り、一の瀬ダイヤモンドペアリフトで一の瀬ファミリースキー場へ。
ここからジャイアントスキー場を経てサンバレーまで滑っていくのですが、ジャイアントスキー場へは幾つかのルートがあります。
ルート1)一の瀬ファミリーの第1クワッドリフト又は第2ペアリフトB線で上ってタンネの森スキー場を横切り高天ヶ原スキー場に移動。高天ヶ原クワッドリフトで上り東舘山スキー場に入りブナ平を滑ってジャイアントスキー場へ。
ルート2)同じく一の瀬ファミリーからタンネの森スキー場を横切り高天ヶ原スキー場に移動し、向かいの西舘山スキー場の第2トリプルリフト(リフト乗場までほんのちょっと上らなければならない)で西舘山を上がりジャイアントスキー場へ滑りこむ。
ルート3)一の瀬ファミリーの第1クワッドリフトで寺小屋スキー場に入り、寺小屋スキー場のクワッドリフトで上がって東館山スキー場への連絡林間コースを滑って東舘山スキー場に入りブナ平を滑ってジャイアントスキー場へ。
番外として一の瀬ファミリーの第1クワッドリフト降り場から第3クワッドリフト降り場へ少しハイクアップして移動し(第3クワッドリフトが動いていればこの労力は必要ないのですが)、そこから高天ヶ原スキー場の頂部へ滑って移動し、またちょっとだけハイクアップして東館山スキー場に入る、という体力的には一番負担がかかるが時間効率は高いルートもあります。(ルート4)
それぞれ特色があり、ルート3は寺小屋からの素晴らしい眺めを堪能できるし、東舘山への長い林間コースを滑るのもハイキング気分で楽しい。ブナ平のコース幅が広い緩斜面も気持ちが良い。
滑り応えを求める人はルート2で西舘山のワールドカップコースを選択すれば良いと思う。
まぁスキーヤーは滑り降りることに身体が最適化(退化?)しているので、ちょっと坂を上るのでも拒絶する傾向にあるのでルート1が無難な選択となります。
今回は時間短縮を優先してルート4にしました。ハイクアップは思ったほど疲れなかったです。
ジャイアントスキー場に着いたら長くて遅いペアリフトで上がります。このリフトがもう少し速かったら迫力満点のジャイアントのゲレンデを1~2本滑りたいところなのですが、リフト乗車時間は10分もかかかるので蓮池スキー場の連絡コースへ向かいます。
この連絡コース、道路の下に設けられた低いトンネルをくぐったりちょっとしたアドベンチャー感があります。
ここからは規模が小さめのゲレンデが続きリフトの乗車時間も短いです。
蓮池スキー場に下りて蓮池トリプルリフトで上がり丸池スキー場へ。そこから丸池の第1トリプルリフトか第2ペアリフトで上ります。因みに丸池スキー場は日本のスキーリフト発祥の地とのこと。丸池Aコースにはそれをアピールする看板を掲げています。
しかし野沢温泉スキー場でもリフト発祥の地を主張しています。どっちが正しいのか。“〇〇の発祥”のあるあるです。
ここからサンバレースキー場に滑り込み、サンバレーのゲレンデを下りきれば目の前にレストラン「グリーン」がありゴールとなります。
奥志賀高原の第2高速ペアリフト乗車からここまで1時間と40~50分くらいでした。
このレストランはホテル「グリーン」のレストランでもあり、ちょっとクラシックな雰囲気。
注文はやはりカニクリームコロッケの定食。*3手作りカニクリームコロッケとごはん、漬物、味噌汁がセットになっております。お腹が空いていたのでごはん大盛を頼んだら丼出てきました。こんなにすごい量だったかな?
カニクリームコロッケは相変わらずの美味しさで、遥々やって来た甲斐がありました。
こういう昼ご飯も志賀高原のスキーの魅力の一つです。
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