自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

志賀高原の宿~発哺温泉「スイス・イン」とオートバイ

 前回紹介したようにちょっとした難所を越えた先にホテル「スイス・イン」はあります。

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 名前のとおりスキー場、高原に似合う外観の建物です。

 建物はパッと見のイメージよりも館内はずっと広く、そのキャパシティを生かして修学旅行のスキー団体客の利用が多いようです。

 宿泊した日は修学旅行生達と丁度入替りでカランとしていましたが、あちこちに修学旅行の名残がありました。

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 このホテルもスキー関係の施設が充実しています。

 ホテル1F正面にあるスキー置き場はこのように広々。部屋ごとに人数分のスキーラックが割り当てられていて(ツインの部屋なら2つ、トリプルなら3つ)施錠もできます。但しブーツ置き場は無いので、部屋に持っていかねばなりません。

 そうそう、利用はしませんでしたが小さいこれどワックスルームもありました。

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 スキー置き場の隣にはレンタルスキーショップが入っております。

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あのSALLOTの板が飾られていました。スタッフの方の物だそうです。

 

 またSIAのスキー学校(受付)もホテル内に常設されています。スキーをするためには至れり尽くせりのホテル。

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 因みにこのホテルは以前宿泊した渋温泉の「洗心館 松屋」の支店とのこと。

sword749.hatenablog.com

 全く知らずにたまたま予約したのですが、ホテルのWEBサイトのホテル名「スイス・イン」の下に「(株)まつや旅館」の表記があるのを見つけ、もしかしてと訊いてみたらやはりそうでした。(そういえば「洗心館 松屋」に泊まった時に女将さんが、主人の兄弟が志賀高原でホテルをやっています、と言っていました。)

 「洗心館 松屋」は2回宿泊したお気に入りの宿で、ご縁を感じます。

 

 

 発哺温泉にあるホテルなので、風呂の湯は当然ながら温泉です。大浴場の外には露天風呂もあり風呂好きには嬉しいです。

 

 食事は朝夕共にバイキング。ただ、宿泊者数が少ないときは定食スタイルになることもあるようです。

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 料理は一般的な内容ですが日変わりで、豪華なときは蟹!が出るときもあります。

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 また揚げたての天ぷらもバイキング形式で供されていて、長野の特産品であるリンゴを天ぷらにしたものもありました。リンゴの天ぷら??つて思いましたが、結構普通に食べられます。

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真ん中、さつまいもの天ぷらの下にあるのがリンゴの天ぷらです。

 

 天ぷらと共に写っているのが「志賀高原生ビール」。

 実は宿泊中にホテルのちょっとしたお手伝いをする機会があり、支配人さんがお礼にとサービスしてくれました。味について上手い表現ができないですが、とても美味しいビールでした。レストランの方に訊いたところ、売店などで売っている瓶詰の志賀高原ビールとはまたモノが違う(もっと格上)とのことでした。(瓶詰の志賀高原ビールも買って飲みましたが、これもとても美味しいビールです。しかし地ビールつて美味しいですね。普通の缶ビールが美味しく感じなくなってしまい困ります。)

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 そしてこのホテル最大の特色が、支配人さんがライダーであること。それもかなり、相当な筋金入りの。

 スキー板置き場の奥にはこのように自身が所有するオートバイ(の一台)が祀られており、周りの壁には宿泊したライダー達の写真がお札のようにビッシリ貼られています。

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 スキーシーズン以外はスキー置き場がオートバイの駐車場になる(ホテルのWEBサイトでもちゃんと案内されています)というもてなしぶり。

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 改めて館内に目をやると、あちこちにオートバイの模型が置かれていたり、ロビーにはオートバイ雑誌や漫画(「キリン」、「バリバリ伝説」etc)がタップリ置かれているなど、やけにライダーに親和性がある事に気が付きます。

 

 そして単にライダー歓迎と言うだけではなくこのような催しも企画されております。4月17日から1~2週間は雪壁の残る志賀草津ルートをオートバイで走れるそうで、支配人自らが路面状況を確認しておいてくれるそうです。

 もちろん雪が無くなっても志賀草津ルートはツーリングには最高のルートといえます。

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 他にも夏場には志賀高原のスキー場をオフロードバイクで走るツアーなどもやっているとのこと。

 

 従業員にもライダーが多く、ここはライダーのライダーによるライダーのためのホテルでありました。

 もちろん、私かカタナに乗っているというと大喜び。ホテルマンからライダーの顔になってオートバイ談義です。(話しを聞いた印象ではスキーよりもオートバイに情熱を傾けているように感じます。)


 そういえば「洗心館」のご主人(支配人さんのお兄さん)もオートバイ乗りです(たしかZZ-R1100)。

 

 縁というよりオートバイ乗りを引き寄せる引力みたなものがあるのかもしれません。

 スキーだけではなくオートバイにも志賀高原は魅力的なところであるようです。