カタナのエンジン不調の原因探求で書いたように、ウオタニのSP2コントローラーの取り付け場所をノーマルのイグナイターの設置場所と同じバッテリーケース側面に変更しました。
バッテリーケースに設けられている取り付けボルト穴の位置とSP2コントローラーの寸法を測って簡単な図面を書き、2mm厚のアルミ板を切っていきます。
金ノコの他にプラスチック用のカッター(ある程度溝を掘って折り曲げてカットする)でも2mm程度の厚さのアルミ板なら何とかなります。
こんな感じにカットしました。
これを万力を使って折り曲げると大体の形になってきます。
ただ、曲げはちょっと失敗しまして、側面と底面が直角になりませんでした。(底面側を失敗しました。)
きちんと直角が出ていないとコントローラーの収まりが悪いので、金属パテを盛って修正しました。
バッテリーケースにボルト固定するための穴は取り付け位置(高さ)を変更できるよう上下2段空けました。
コントローラーが横方向にずれないよう、押さえも設けました。こちらは接着剤で付けました。
今回はブラックに塗装しようかなと思っていましたが、やはりアルミの地肌の光沢が良いなぁと思い直しました。丁度クリアのシャシーコートを持っていたので、それを塗ってみました。
塗装が乾いたところで薄いクッション材を貼って完成です。
SP2コントローローラーはこんな風に収めます。
バッテリーケースへの固定はM6の低頭ボルトとトラスネジで固定しました。
低頭ボルトを使ったのはボルト穴がSP2コントローラーの下にあるので、ボルト頭が当たらないようにするためです。
もう片方はSP2コントローラーと干渉しない位置なので、より強度がありそうなトラスネジを使いました。
バッテリーケースをバイク車体に取り付けてみると上手い具合に収まりました。
リアブレーキのマスターシリンダーとの干渉が心配でしたが、絶妙にかわしていました。
SP2コントローラーのダイヤルの操作はやり難くなりましたが、そんなに頻繁にいじる訳では無いのでまぁ良いでしょう。
一番満足度が高いのは、青いアルマイトのコントローラーがチラリと見えることですね(笑)。存在感があって良いと思います。
(以上)