自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

220円でヘリノックスチェアを改良

 ヘリノックスチェアは大変すばらしい椅子だと思います。軽量で丈夫で収納サイズはコンパクト。バイクでのキャンプには最適の椅子です。

 

 

 

 

 しかし、脚先が細いので柔らかい土の地面では簡単にめり込んでしまうという大きな問題があります。座っていたらどれかの脚が土中に埋没して椅子が傾いてしまう、なんて事がキャンプの度に発生しました。脚の下に平らな石を置いて対処しても椅子の位置がずれるとまた沈んでしまうし。やはり椅子は安定していないといけません。

 

 メーカーも承知しているようで、このような大型の脚先カバーを販売しています。ドラえもんの手のような見た目は今一ですが効果はある模様。

 

 

 でも価格は高いしこんなのなら適当な素材を探して自作した方が良い。

 そう思いつつも適当な素材が見つからず(あまり真剣に探していなかった)早数年経過していましたが、先日良さそうなのがを見つけました。

 

 ダイソーでパソコン関連の商品コーナーを通りがかったときこれが目に入り、直感的に“あ!これ使えそう”って思いました。中心部分にはおあつらえのような穴がまであけられています。2個セットで税込みで110円。2セット買ってきました。


  素材は熱可塑性エラストマーという少し弾力のある素材で(プラスチックとゴムの中間みたいな感じ)、アウトドアでの使用でも十分な強度はありそうです。

 ヘリノックスチェアの脚先のキャップを外して取り付けてみるといい感じ。ただ脚のパイプ径よりも穴径が少し大きいので抜けやすいし不安定。

 

 

 それでパイプと穴の隙間を埋めるため、ホームセンターでこんなのを買ってきて埋めてみました。

 

 接着剤にはブーツの補修で使ったロックタイトの「黒ゴム接着剤」を使いました。

 

 因みに脚先のキャップとの重量差は1つ当たり14g程。4個で56g程重量増となりますが、まぁ許容範囲でしょう。(純正のボールフィートより大分軽そうです。)

 

 

 室内でですけど、座ってみた感じでは問題無し。


 

 脚先が大型化しましたが、ケースへの収納は問題ありませんでした。

 

 

 これでヘリノックスチェアの不満点は解消されました。かかった費用は220円(+キャップ代の110円)と格安で大満足。

 これからのキャンプが快適になる事でしょう。