自分だけのカタナをつくる ~ Bike &DIY ~

GSX1100S刀のプライベートカスタムと気ままな工作と冬はスキーの日記です

北海道ツーリング2023(四日目②)

国道39号にでて北見方面に向かいます。

ツーリングも4日目(道内3日目)となり右膝裏の筋肉の痛みが大分大きくなってきた。
他にも身体のあちこちの強張りを感じる。ストレッチをやって筋肉をほぐさねば。

 

北見の街に入った辺りで対向車線を走ってきたライダーがペコリとお辞儀していった。バイクは新型カタナ。昨日のホーネット君もたが、最近は「カタナだ!」と目をキラキラさせて話しかけられる(視線の先は私ではなくカタナなのだが)。まるで芸能界の大御所にでもなったようで悪い気はしない。

まぁ私はカタナは特別なバイクとは思っていなくて、ただずっと乗ってきただけなんですが。

 

女満別へは北見の街を迂回して向かおうと思っていたけれど、迂回ルートへ入り損ねてしまいどうしようかな?と思っているうちに北見駅が近づいてきたので寄ってみることにする。

 

特に用はないのだけど、ショッピングモールみたいな駅ではない純然とした駅(待合室と売店と改札しかないような駅)って好きなのです。


昔は大きなホタテのフライが入った美味しい駅弁があったのだけどなぁと思いながら売店を眺めていたらホタテのふりかけとポタージュスープが美味しそうだったので買ってみました。ツーリング中のキャンプ飯で食べてみよう。

 

 

北見駅を出て女満別の丘に向かう。ここは美瑛の丘のようなきれいな風景が広がるところ。黒沢明監督の映画「夢」のロケ地もある。観光客は少なく落ち着いて景色を見られます。


難点は道が分かり難くて移動しているうちに自分がどこにいるのか分からなくなること(これは美瑛の丘も同じ)。でも今はナビが有るので安心して進むことが出来ます。

丘の展望台(朝日ヶ丘展望台)でこの後を考える。ここまでで意外と時間を費やし既に11時になっているので網走に行ってホワイトハウスで昼食を食べても良いかもしれない。ネットで確認するとホワイトハウスは休みでは無さそうだし。それから知床に向かってその後はまた考えよう。

 

以前も通った「感動の径(みち)」を通って国道に出て網走へ。

 

 

ホワイトハウスのある商店街に着くとお祭りをやっていました。車両は通行できないので商店街の入り口付近にバイクを止めホワイトハウスに歩いていくことにする。近くには同じ目的らしいホンダの250も止まっている。

 

 

ホワイトハウスは以前と変わらぬ店構え。

 

 

店の前にはどう見てもバイク乗りという男性がいてホンダのライダーさんだった。一緒に店に入りカウンターに案内される。ホンダ氏は斜里のライダーハウスに泊まっているそう。料理を待つ間楽しくツーリングの話題でお喋りする。

ホンダ氏はウニ・イクラ丼とステーキのセットを、私はビーフとポークのステーキセットを注文。ウニ・イクラ丼とステーキセットは以前S氏と食したときの倍くらいの値段になっていて心の中で驚愕しました。(それでも他所の店に比べると安いと言える)。他のメニューはあまり値上げりしていないようです。ボリュームたっぷりの料理だらけでメニュー選びはワクワクします。

 

 

念願かなって久しぶりに食べるホワイトハウスの料理は美味しかったというより嬉しかったです。ボリュームたっぷりの料理と店の雰囲気も良くてリピートしたくなる洋食屋さんなのです。

 

料理を殆ど食べ終えた頃、店のおばさんが「お仲間のおねえさんが来たのでお隣の席ちょっと空けて」(バッグとジャケットを置いていた)という。振り返ったら若い小柄な女子ライダーが店に入ってきたところだった。ホワイトハウスはライダーと結構女性客も多いです。

 

バイクのところまで戻るとホンダ氏は「ツーリングで会った方に記念に記帳をお願いしているんですけど良かったら」とノートとペンを差し出されたので名前と大まかな住所を書いてあげる(沢山の人が記帳していました)。この時代に紙とペンというのは新鮮に感じました。ホンダ氏は楽しそうに良く喋る人だった。旅の最中なので尚更饒舌なのだろう。楽しい昼食でした。

 

 

(続く)