カタナのエンジンオイルの交換をやりました。
今までは化学合成油を主に使っていたのですが、今回からGulfのBLAZEという鉱物油(15W-50)を使います。
Gulf BLAZE 15W-50 [エンジンオイル] / Gulf Japan
何故このオイルを選んだか、というと...
まずはオイルコストを押さえたい。
化学合成油はやっぱりお高いです。カタナには3.2Lのエンジンオイルが必要なのでいつも4L缶を買い求めるのですが、化学合成オイルだと7,000円~1万円くらいしたりします。実にリッター2,000円前後。いつも年に2~3回くらいオイルを交換するので、その度に高いな~と思ってしまいます。
それに対し今回選んだBLAZEは20Lで1万円ほど。リッター当たり500円くらい。この安さは魅力です。
そして、旧車には当時もののオイルが合う、という理屈。
カタナの誕生は1981年。当然、エンジンはその当時のオイルを前提に設計されているので、BLAZEの謳い文句(旧いクルマやバイクは設計当時のオイルが一番)もうなずけます。化学合成油は当時のエンジンのパッキンとは相性が悪くてオイル滲みを起こしたりする、というのは良く聞く話です。
それと、必ずしも鉱物油がダメダメではなさそう、ということ。
ネットで調べた程度ですが、なかなか興味深い話が多かったです。合成油が作られるようになった理由とか。良いエンジンオイルは元の原油が肝心であるとか。昔はペンシルバニア産の原油から優れた鉱物油が生成されたそうで。(今は産出量が減ってしまったようですが)
http://www.poweraccel.co.jp/engineoil.html
大規模量販店の「コストコ」で売られているアメリカ産のシェブロンの「シュプリーム」というのはなかなか優れたオイルらしく、しかも激安(時期にもよると思いますが300~400円/L前後?)なので、愛用している人が結構いるらしいです。空冷エンジンのポルシェ乗りにも愛用者は多いみたいです。
残念ながら自分は「COSTOCO」の会員ではないので試せていません。(このオイルのために会員になろうか、とも考えましたが...)
ともかく、化学合成油の方が優れているのは確かなようですが、鉱物油に抱いていたイメージはずいぶんと変わりました。カタナという古いエンジンのバイクで、ツーリング主体の自分の走り方なら鉱物油でも十分そうです。
ということで、前から気になっていたGulfの鉱物油のBLAZEを使ってみることにしました。バイクへの適合もメーカーがアピールしているし。ユーザーレビューも良い評価が多いようだし。
ただ、4L缶が無くて1L缶と20Lのペール缶しかないのが残念。一々1L缶を買うのも面倒なので、思い切ってペール缶を購入してしまいました。
▲近所で取り扱っているところが無さそうなのでAmazonで注文。エンジンオイルもしかもペール缶をAmazonで買う時代になるとは思ってもいませんでした。
問題はオイルの給油方法。この20Lサイズの缶から直接バイクに入れるのはちょっと無理なので、オイルジョッキ等に移して入れなければなりません。
そこで家にあったこれらを利用することにしました。灯油用のポンプと1.8Lのペットボトル。ペットボトルは料理酒のものです。
オイルジョッキはこの際だから購入しても良かったのですが、なんか買う気になれなかったのです。昔持っていたのですが段々使うのが面倒になり、ついには捨ててしまったのです。
▲灯油と違って粘度のあるオイルですが、ちゃんとポンプで吸い出すことができました。
肝心のオイルの評価はこれからですね。これからたまに思い出し時に感想を書いていこうと思います。